ももちどり

8月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/08/23 (Thu) 10:25:00

遠雷やひとりにひびき迷いなし
ぽつかりと心の穴に赤蜻蛉
書きかけの油絵ふたつ今朝の秋
議論尽き別れ別れの残暑かな

信濃富士鬼無里戸隠蕎麦の花
残暑かな駐車禁止の赤き文字
ふるさとの間遠く揚がる花火かな
背中からタトゥーの覗く残暑かな

ハイビスカス揺る全力の首長の死
観音堂中でうずまく残暑かな
やはらかく舌にしびれてかき氷
虫の音の車窓に流れ shall we dance?

喧騒の店じまいする秋厚し
詳細を語らぬままに秋の風
階段を登りたがりし秋の蝉
グラウンドの声天辺へ百日紅

大花野チャイコフスキーの第五番
猫の背のつくづく猫背秋夕焼
ひまわりや迷路の中でつまづいて
苛酷さの消えざる空の残暑かな

秋めくや半額セールのホットドッグ
蕎麦店の打ち壊されし昼残暑
しばらくの黙ありてまた草雲雀
流星の消えても空は元のまま

髪にある美容室の香秋厚し
看板の時間となりしねこじやらし
遠花火しづかに待ちし音ひとつ
大空や雲白く抜ける残暑

夏の風懐にいれまた歩き
遠山に雲の張りつく残暑かな
残暑ゆへ反論もせずそれじゃまた
玫瑰や利尻最後の行幸島

鈴虫や転がしてみる乾電池
焔星くつきりと在り髪洗ふ
鈴虫やゆつくり消える蛍光灯
隣席の声混じり合ふ残暑かな

昨日も蒸し暑い夜でしたがまひるさんが
テーブルに葡萄、梨など秋の味覚を並べてくださり
美味しく味わいながらの句会でした。

句会終了後もまだまだ暑かったですが南の空の月と
焔星(火星)を見ながら家路につきました。

次回は9月18日の火曜日になりました。
兼題は「月」(雨月、無月、名月なんでも可)

来月も何とぞよろしくお願いいたします。

Re: 8月のまほろば句会 - あんこ

2018/08/23 (Thu) 20:53:53

台風が近づいています。
明日の仕事に支障がないといいのですが。
今月もよい句が多くて楽しかったです。
ありがとうございました。

○ぽつかりと心の穴に赤蜻蛉
優しく癒されていくようです。

◎やはらかく舌にしびれてかき氷
やはらかくが実感ありますし、かき氷の甘さも感じますし、
冷たさの幸せを感じます。

○虫の音の車窓に流れ shall we dance?
静かだけどオシャレ。

○流星の消えても空は元のまま
当たり前ですけど、こういわれてみると不思議ですね。

○遠山に雲の張りつく残暑かな
残暑という感じ。でも、秋めいてきた空や雲も見えます。

Re: 8月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/08/27 (Mon) 13:19:12

あんこちゃん、早速の選句をありがとうございます。
台風は過ぎたけどまだまだ猛暑続きですね。

○ふるさとの間遠く揚がる花火かな
どこかから聞こえる花火の音に遠いふるさとのゆったりした時間と懐かしい日々を思い出しているような気がします。

○背中からタトゥーの覗く残暑かな
この猛暑、残暑にもめげぬ力強い漢の背中を思い浮かべました。着ているのは袖ぐりの大きく開いた黒いランニングシャツかな~。

○蕎麦店の打ち壊されし昼残暑
涼をもとめて冷たい蕎麦で昼食をと出かけたら、あったはずの蕎麦店がなんと取り壊されてブルトーザーが整地しているではないか。
ますます残暑が身に沁みる。

○遠山に雲の張り付く残暑かな
共感できる句です。まだまだ暑いのですが山の色が黒ずみくっきりしている。その山の上の雲を張り付くとした表現にこびりついているような残暑を感じました。

◎残暑かな駐車禁止の赤き文字
現実的な句ですが一番共感できました。
少しでも近くに止めたいのにここも駐車禁止。
暑い中を歩くのはイヤ。
もうこの残暑早くサヨナラしたいです。

Re: 8月のまほろば句会 - 良

2018/08/28 (Tue) 10:22:09

昨夜の雷は久し振りにキャ-参ったという感じでした。時間はそう長くなかったのですが稲光が絶え間なく音も凄まじいものでした。一瞬停電になったので懐中電灯ろうそくを準備しました。群馬も雷さまの多い県ですよね。
選句しました。よろしくお願いいたします。

○書きかけの油絵ふたつ今朝の秋
未完成の油絵それも二つがいいです。季語も効いていると思いました。

○階段を登りたがりし秋の蝉
面白いです。蝉も高きを目指しているのでしょうか。

○ひまわりや迷路の中でつまづいて
ひまわりに囲まれた迷路と読みました。そんな中でつまづいてもひとりといような感じがしてひかれました。

○遠花火しづかに待ちし音ひとつ
音がするかと待つわずかな時間、一瞬無口になっている雰囲気が伝わって来て好きな句でした。

◎議論尽き別れ別れの残暑かな
さんざん議論を尽くしたのにどこかまだ拘りが残りそれぞれの帰路につく。残暑の季語により作者のやりきれなさ疲労感まで伝わってきます。

Re: 8月のまほろば句会 - 智水

2018/09/04 (Tue) 14:34:44

またまた台風襲来です。室戸岬の波頭の高さは驚きですね。どこの地域も油断大敵。何が起こるか分かりません。皆さんの無事を祈ります。
さて、選句です。

智水選
○ぽつかりと心の穴に赤蜻蛉
(心の穴は見ることはできませんが、赤蜻蛉がさみしそうですね。)
◎背中からタトゥーの覗く残暑かな
(なんとなく女の人のだと思いました。訳ありタトゥーだな、と。)
○階段を登りたがりし秋の蝉
(ジジッと転げて、よたりよたりともがくかな、なんて。)
○遠花火しづかに待ちし音ひとつ
(大輪だね、ほうら、ドーンと鳴って来た。)
○隣席の声混じり合ふ残暑かな
(暑っちいねえ、えっ、何の話してたっけ。電気?電池?天気?)

まひる選
○ふるさとの間遠く揚がる花火かな
○ハイビスカス揺る全力の首長の死
◎観音堂中でうずまく残暑かな
○残暑ゆへ反論もせずそれじゃまた
○焔星くつきりと在り髪洗ふ

ひろ選
○議論尽き別れ別れの残暑かな
○ハイビスカス揺る全力の首長の死
○遠山に雲の張りつく残暑かな
◎玫瑰や利尻最後の行幸島
○鈴虫やゆつくり消える蛍光灯

以上です。
次回もよろしくお願いします。

Re: 8月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/09/10 (Mon) 22:27:28

今晩は、今月も出席できなくて残念です
選句しまーす

◎遠花火しづかに待ちし音一つ
〇遠山に雲の張りつく残暑かな
〇猫の背のつくづく猫背秋夕焼
〇観音堂中でうずまく残暑かな
〇ハイビスカス揺る全力首長の死


日本中あちこちで自然災害で、いつ何があるかわからない、天変地異、他人事ではないような気持ちになってきました。本気で防災グッズ準備しようとおもいました。
来月句会に参加できるるといいなって思ってます。

Re: 8月のまほろば句会 - けんじ

2018/09/12 (Wed) 08:34:34

けんじです。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○書きかけの油絵ふたつ今朝の秋

◎グラウンドの声天辺へ百日紅

○看板の時間となりしねこじやらし

○遠花火しづかに待ちし音ひとつ

○隣席の声混じり合ふ残暑かな

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