ももちどり

2月のまほろば句会 まなかもなか

2017/02/23 (Thu) 15:45:07

昨夜は久しぶりに三毛猫さんが見えました。他に新メンバーがお一人、初作句とのことでこれからが楽しみです。

会葬の列うぐひすの声しきり
花冷や猫抱き寄せる六畳間
うぐひすの声に振り向く母娘
学生寮「有斐学舎」や梅真白

枝一つ揺らし鶯飛びにけり
この寒さミルクコーヒー四百円
雪のせて岩やはらかくあたたかく
鶯の行きつ戻りつ井戸の端

鶯の声聞かなくて句を作る
死にし子の顔よかりきか匂鳥
如月の土に老僧屹立す
たんぽぽの絮吹きつづけゐて無心

ドライブやコンビニの灯にほっとする
ふきのたう時の光をてのひらに
耕人のうしろすがたを帰りにも
額縁の裏のメモ書き二月尽

缶コーヒー手にあたためて冬びより
梅が香や猫トロットで駆けてくる
きょろきょろと鶯覗く新居かな

きさらぎの川音勇気貰へさう
うぐひすや源氏の君のつらなさけ
通勤の新聞繰る音余寒かな
うぐひすや傘の雫を一振りす

輪郭をやはらかくして春の山
雨土天地かえして寒風さらす
春立つ日友に約束破られぬ
沓跡の踊つてゐたる春の雪

ああ啼いた独居老人ホーホケキョ
こだわりを捨てて梅林散歩道
料峭や城址に残る夫婦石
春はあけぼの母の寝息を確かむる

丘あれば上ってみたり春うれひ
月曜の始発ホームの初音かな
春の野やふた閉ぢらるるオルゴール
白い息肉まんの味わすれさす

うかれ猫今日は何処まで行つたやら
春近し大気ほのかにふくらむ夜
真似されて鶯不意に押し黙り
うぐひすや老いし師の影師のかしら

以上です。
選句よろしくお願いいたします。

Re: 2月のまほろば句会 - りょう

2017/03/02 (Thu) 12:13:00

三月に入りましたね。このところ目が痒く特に朝目覚めた時がひどくいかに刺激をしないかが大変です。今日の雨はそんな痒さちょっと優しい雨となりました。寒いですけど。梅の花も満開ですが今年はちょっと勢いがないな~と感じています。
選句お送りいたします。

○会葬の列うぐひすの声しきり
静寂と哀しさが伝わってきます。

○額縁の裏のメモ書き二月尽
誰が書きどんな事が書かれているのか心引かれました。季語は動くかも知れませんね。

○春はあけぼの母の寝息を確かむる
春眠暁を覚えずですがそれは健康な人、年配の母の眠りにはふと不安を感じます。上七が良いです。

○丘あれば上ってみたり春うれひ
春うれひが効いていると思いました。

◎料峭や城址に残る夫婦石
料峭が利いていてきっちり詠まれている。城の歴史とともに夫婦石にもいろいろな話があるに違いないと想像が膨らみまました。

Re: 2月のまほろば句会 まなかもなか

2017/03/03 (Fri) 10:35:50

りょうさん、選句ありがとうございます。
朝起きて思わず目をこすってしまいました。
早く顔を洗ったほうがいいですね。
選句いたします。

やすみ選
 
 ◎たんぽぽんの絮吹きつづけゐて無心

 ○沓跡の踊つてゐたる春の雪

 ○丘あれば上つてみたり春うれひ

 ○月曜の始発ホームの初音かな

 ○真似されて鶯不意に押し黙り

もなか選

 ○花冷や猫抱き寄せる六畳間

 ○うぐひすの声に振り向く母娘

 ○うぐひすや傘の雫を一振りす

 ○春の野やふた閉ぢらるるオルゴール

 ◎春近し大気ほのかにふくらむ夜

次回は3月22日(水) 兼題が「土筆」です。
よろしくお願いいたします。

Re: 2月のまほろば句会 - あんこ

2017/03/04 (Sat) 13:58:13

梅も終わりになってきて、早くも沈丁花が香りが
しています。今年は早い春ですね。
選句しました。よろしくお願いします★

○会葬の列うぐひすの声しきり
余計に際立って耳に聴こえそうです。

○沓跡の踊つてゐたる春の雪
雪ではなく、春の雪としたところが踊っている感じがします。

○春はあけぼの母の寝息を確かむる
切ないけどほのぼのとしたユーモアも。

◎春近し大気ほのかにふくらむ夜
夜にそういう気配をかんじたんですね、その感覚が好きです。

○真似されて鶯不意に押し黙り
本物よりも上手だったんでしょうか。

Re: 2月のまほろば句会 - けんじ

2017/03/08 (Wed) 19:10:21

今晩は。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○うぐひすの声に振り向く母娘

○たんぽぽの絮吹きつづけゐて無心

○通勤の新聞繰る音余寒かな

○丘あれば上ってみたり春うれひ

◎真似されて鶯不意に押し黙り

Re: 2月のまほろば句会 - 智水

2017/03/11 (Sat) 11:03:57

榛東村は鶯ならぬ魚鷹(オスプレイ)の飛来で大騒ぎ。演習地に土煙を巻き上げながら離着陸する様は予想外の眺めでした。
遅くなりましたが、以下選句です。

智水選

○学生寮「有斐学舎」や梅真白
○春立つ日友に約束破られぬ
○沓跡の踊つてゐたる春の雪
○月曜の始発ホームの初音かな

まひる選

○梅が香や猫トロットで駆けてくる
◎輪郭をやはらかくして春の山
○沓跡の踊つてゐたる春の雪
○ああ啼いた独居老人ホーホケキョ
○春近し大気ほのかにふくらむ夜

ひろ選

◎会葬の列うぐひすの声しきり
○鶯の行きつ戻りつ井戸の端
○ふきのたう時の光をてのひらに
○うかれ猫今日は何処まで行つたやら
○真似されて鶯不意に押し黙り






Re: 2月のまほろば句会 紫泥

2017/03/14 (Tue) 21:35:01

 おそくなりました。昨日の日暮れ、東に向かって帰宅中、田んぼの中の一本道の先に、オレンジ色の春の月がしたたるように昇ってきました。「外にもでよ触るるばかりの春の月」の汀女の句が浮かんできてしまい、俳句は作れませんでした。選句は以下の通りです。
〇如月の土に老僧屹立す
 きりっとひきしまった感じが好きです
〇たんぽぽの絮吹き続けゐて無心
 たんぽぽが無心でも作者が無心でも、無心がいい
〇輪郭をやはらかくして春の山
 近き山は本当にそう見えます
◎沓あとの踊つてゐたる春の月
 酔っ払いじゃないですよね。子供の心かな。
〇こだわりを捨てて梅林散歩道
 本当はなかなか捨てられないのだけれどね。

Re: 2月のまほろば句会 - 三毛猫

2017/03/22 (Wed) 00:05:19

こんなぎりぎりに選句でスミマセン

◎たんぽぽの絮吹きつづけゐて無心
〇ふきのたう時の光をてのひらに
〇額縁の裏のメモ書き二月尽
〇月曜の始発ホームの初音かな
〇春の野やふた閉ぢらるるオルゴール

明日の句会は欠席投句させていただきます

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