ももちどり

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3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/03/23 (Fri) 10:10:39

風邪がなかなか抜けないでいますが今朝は晴れて気持ちの良い一日になりそうです。

ダウダウと樹液昇りて花蕾む
曇天のぬるき腕や春の雷
参道の暗き長さよ沈丁花
双眼鏡片手に春の野にゐたり

遠雷やゆつくり捲る写真集
春雷やひとりになりに行く堤防
春夕焼母に貰いし泣きぼくろ
死骸や目刺し食う歯並びのよさ

やはらかき闇の中から春の雪
漁火を鬼人と化せり春の雷
ひとつ鳴り春の雷押し黙り
白もくれん咲けり大風容赦なし

母使ふ座敷箒や沈丁花
竹を切る雪を払ふて竹を編む
虫だしの雷計算器に薄きゼロ
春の虹発電風車の聳え立つ

春雷や空堀りあとの遊園地
春の雪消えてゆきたる潦
春雷や過去が私を呼び寄せり
春雷に人事課の窓そつと閉じ

外国の錆びし銅貨や蜃気楼
最小の形でゐたる春の猫
鉄橋を渡り始めし春の月
しやつくりの一つ桜貝を拾ひ

鳥影の渉る川面や風光る
ほおじろや空き家の庭に泊まり来る
春雷やうきうきしたる胸さわぎ
地震(ない)の小屋悠然と伏す孕馬

欠伸して春の雷遠鳴りぬ
雪柳納屋の二台の外車かな
春の雷廃棄のできぬ廃棄物
春雷や推理小説から葉書

予定なき休日の晴花しどみ
春雷やしまひ忘れし白き皿
骨拾ふ河原の小石水温む
寒返る気合を一枚はおりをり

昨夜は全員集合で36句です。
選句よろしくおねがいします。

次回は4月26日(木)で兼題は「鳥の恋」です。

Re: 3月のまほろば句会 - あんこ

2018/04/01 (Sun) 21:33:30

こんにちは。遅くなってすみません。
東京もすっかり桜が終わりの感じです。
今回、春雷がいい句が多くて選の全部が同じ季語に。
しばらく参加できませんが、また宜しくお願いいたします★

◎春雷や空堀りあとの遊園地
遊園地の広がり、明るさに季語が魅力的にマッチしています。

○春雷や過去が私を呼び寄せり
確かにそういう感じありますね。

○春雷に人事課の窓そつと閉じ
人事課がよかったです。

○春雷や推理小説から葉書
葉書から別の事件が始まりそう。

○春雷やしまひ忘れし白き皿
白の色の重なりがいいです。

Re: 3月のまほろば句会 - まひる

2018/04/03 (Tue) 15:11:08

 まほろば近辺のソメイヨシノは満開になりました。お店の庭もまずボタンキョウの白い花が咲き乱れ、続いて桃が五分咲き、梨は三分咲き、リンゴはまだ花芽が育っていません。
今年は実のなる木の剪定は私がやり、悩みの種だったキーウィの棚はシルバーさんにお願いしました。なんだか庭全体が床屋帰りの7・3のお兄さんのようです。
あっ、忘れてました。7~8年になる鉢植えのポポーに花芽がつきました。実のなる秋が楽しみです。

まひる選

○曇天のぬるき腕や春の雷
春の生暖かい風を感じます。

○白もくれん咲けり大風容赦なし
無念!!もくれんのつぶやきが聞こえてくるようです。

○春雷に人事課の窓そつと閉じ
何やらきな臭い人事課の様子が、昨今の政治を彷彿させます。

◎しやつくりの一つ桜貝を拾ひ
桜貝のようなかわいいしゃっくり。春の砂浜を歩いているのは誰でしょう?

○春雷や推理小説から葉書
推理小説からまた一つ事件が発生し、過去に連れ戻されそうです。


ひろ選

○春の虹発電風車の聳え立つ

○春雷や過去が私を呼び寄せり

○鉄橋を渡り始めし春の月

◎春雷やしまい忘れし白き皿

○寒返る気合を一枚はおりをり

智水選

○やはらかき闇の中から春の雪

○漁火を鬼火と化せり春の雷

○白もくれん咲けり大風容赦なし

○虫出しの雷計算機に薄きゼロ

◎地震の小屋悠然と伏す孕馬

以上です。花粉症さえなければ、生々しい春は魅力的なのですが・・・マスクの外せぬ今日この頃です。トホホ・・・

Re: 3月のまほろば句会 紫泥

2018/04/06 (Fri) 01:28:11

暖かいので、花の命が短いですね。近所の神社に夜桜を見に行きました。猫が犬のように後になり先になりついてきて、桜の木に登って見せてくれました。帰りも一緒で何だか桜よりも猫の方が印象に残ってしまいました。選句です。

〇 春雷やひとりになりに行く堤防

〇 虫だしの雷計算器に薄きゼロ

〇 春の雷廃棄のできぬ廃棄物

〇 春雷や推理小説から葉書

◎ 春雷やうきうきしたる胸さわぎ

Re: 3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/04/07 (Sat) 20:24:06

風邪がようやく治ったかなと思ったら今度はいつのまにか骨折(背骨)だそうです。
春爛漫というのに。
気を入れて体調管理をせねば。

もなか選

○ 参道の暗き長さよ沈丁花

○ 春雷やひとりになりに行く堤防

○ 鉄橋を渡り始めし春の月

○ 鳥影の渉る川面や風光る

◎ 春雷やしまひ忘れし白き皿

Re: 3月のまほろば句会 - けんじ

2018/04/10 (Tue) 22:00:05

今晩は。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○春雷やひとりになりに行く堤防

○死骸や目刺し食う歯並びのよさ

○虫だしの雷計算器に薄きゼロ

○春の虹発電風車の聳え立つ

◎しやつくりの一つ桜貝を拾ひ

Re: 3月のまほろば句会 - 良

2018/04/11 (Wed) 10:52:08

あっという間に欅も桜も柿の木も何もかも若葉が噴出してきました。花水木も咲いて早いですねー。久し振りに選句いたしました。遅くなりすみませんよろしくお願いいたします。

○やはらかき闇の中から春の雪
大きめの雪が見えて来ます。季語が良かったです。

○春雷や空堀りあとの遊園地
空堀から昔は何があったのかとの想像が広がり現在は遊園地となっている。取り合わせが面白いと思いました。

○鉄橋を渡り始めし春の月
季語が聞いている。鉄橋の硬質間と潤んだような月が良いです。

○鳥影の渉る川面や風光る
春は特に影がハッキリしてきてこんな風景が見られます。上五中七がいいです。

◎春雷や推理小説から葉書
無駄が無く少しの不安感があり実際詠めそうで詠めない句だと思います。やはり季語が良かったのだと思います。

3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/02/22 (Thu) 10:37:58

スーパーの棚に居ませり蓬餅
草餅を食む忘れ物気にしつつ
梅咲けリ保守派の白き割烹着
のろのなか冬眠している泥鰌とり

草餅のほろ苦きかな昭和の日
草餅のつまむ形にくぼみをり
蔵書印少し右より浅き春
主旋律のアルトサックス春動く

楽しげに開きはじめしふきのたう
蓬餅白寿の兜太逝きにけり
新春や天井の梁竜のよう
季語は草餅嗤いつつ兜太逝く

白梅のゆめみるやうに揺れてをり
おかはりの叢雲スープ春浅し
演習の砲弾草餅の原へ
料峭や硬骨巨星兜太逝く

料峭や靴音かたく美術館
卒業式まぢか初恋決算期
霙降る三本辻の道祖神
草餅とその他もろもろ小商い

少しづつ速くなりたる春の水
草餅の入れ歯の奥や婆四人
蓬餅ふるさとの村しづかなり
風光る開園前の遊園地

草餅の凹みつやつやしてゐたる
犬ふぐりみんなで咲いた荒地かな
草餅の餅草としか言わぬ子等
「謹呈」の薄き紙片や春浅し


前日の夜更け金子兜太さん死去のニュース。
追悼句が3句 合掌。

次回は3月22日(木)で兼題は「春雷」です。
よろしくお願いいたします。

Re: 3月のまほろば句会 - あんこ

2018/02/27 (Tue) 20:38:34


もう二月も終わりますね。梅も綺麗にひらいています。
参加させていただき、ありがとうございました★

○草餅のつまむ形にくぼみをり
よく見ているなあ。つまむとくぼむが反対の形なのに、納得感。

○蔵書印少し右より浅き春
印の厚みがありつつふっくらした感じが、季語と合っている。


◎季語は草餅嗤いつつ兜太逝く
兜太さんの大きさを感じます。嗤い、もいいなあ。

○霙降る三本辻の道祖神
小さくとも優しい守り神。霙がいい。

○風光る開園前の遊園地
開演前の人気なさだから、風光るがいい。

Re: 3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/03/04 (Sun) 16:36:34

あんこちゃん、ご参加、選句ありがとうごじます。
今日は静かで暖かです。

もなか選

○蔵書印少し右より浅き春
白いページの片隅に落着いた色味の赤の印がいかにも春淡し、浅き春といった感じで良いなと思いました。

○主旋律のアルトサックス春動く
アルトサックスの柔らかな音色がはるを呼んでいるような・・・

○季語は草餅嗤いつつ兜太逝く
大らかで飾らないイメージの兜太さん、草餅、嗤い
がぴったりだと思いました。

○風光る開園前の遊園地
ルナパークの入り口に辛夷の大きな木があります。
辛夷の白い蕾が風に揺れ光っている景を思い出しました。あの日は休園日で人がだあれもいませんでした。

◎草餅を食む忘れ物気にしつつ
「忘れ物気にしつつ」あ~、そう言えばよくあるある。
作者は気にしつつ草餅を食べている、なんだかおかしいです。
こぶし

Re: 3月のまほろば句会 紫泥

2018/03/11 (Sun) 16:22:35

 お世話になります。。議事堂の中も外も春の嵐で大変ですね。相撲界もレスリング界も。選句、以下の通りです。

〇 梅咲けリ保守派の白き割烹着

〇 草餅のつまむ形にくぼみをり

〇 蓬餅白寿の兜太逝きにけり

〇 草餅とその他もろもろ小商い

◎ 草餅のほろ苦きかな昭和の日

Re: 3月のまほろば句会 - 智水

2018/03/12 (Mon) 18:36:27

春ですね。三寒四温もつらいもの。歳のせいか体温調節が難しくなって、暖房を切ったり点けたり。風邪なのか花粉症なのか冷気過敏なのか分かりませんが、くしゃみ連発。皆さんもお気をつけください。では、選句です。


智水選

◎梅咲けリ保守派の白き割烹着
(意表を突かれました。白梅と割烹着の白さが鮮やかです。)

〇のろのなか冬眠している泥鰌とり
(近くに念仏池あり。のろ深い底なし沼みたい。足裏で泥鰌を探るのです。)

〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
(兜太句を一句いただきました。合掌。)

〇白梅のゆめみるやうに揺れてをり
(梅林が近くにあります。食料用ですから花はついでに楽しむ感じ。)

〇霙降る三本辻の道祖神
(これも近くに狐目の道祖神があります。散歩のついでに合掌。)


まひる選

◎梅咲けリ保守派の白き割烹着
〇のろのなか冬眠している泥鰌とり
〇草餅のほろ苦きかな昭和の日
〇料峭や硬骨巨星兜太逝く
〇風光る開園前の遊園地

ひろ選

◎主旋律アルトサックス春動
〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
〇白梅のゆめみるやうに揺れてをり
〇卒業式まぢか初恋決算期
〇少しづつ速くなりたる春の水

以上です。次回もよろしくお願いします。

Re: 3月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/03/16 (Fri) 22:24:08

春らしくなってきたと思ったら、もう桜の開花宣言が秒読みになりましたね。
最近、俳句さぼっていて 句を作っていないので投句にも困っています

選句
◎草餅の凹みつやつやしていたる
〇少しづつ速くなりたる春の水
〇草餅の入れ歯の奥の婆四人
〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
〇風光る開園前の遊園地

今月は何か月ぶりかで参加できるので楽しみにしています

Re: 3月のまほろば句会 - けんじ

2018/03/17 (Sat) 18:55:44

こんにちは。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

〇草餅を食む忘れ物気にしつつ

〇蔵書印少し右より浅き春

◎主旋律のアルトサックス春動く

〇料峭や靴音かたく美術館

〇「謹呈」の薄き紙片や春浅し

1月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/01/25 (Thu) 10:18:11

つらららら水滴一つ二つ三つ
三世代みんな杵もち餅をつく
今朝の春珈琲茶碗換へてみる
寒梅の白き帽子の静寂かな

ヘッドスパの指先安し春を待つ
しづけさの極み谷間の冬泉
菜の花の枯れ忘れたり霜の畦
初日の出うしろのしょうめんだあれ

寒梅の伐り落とされし蕾かな
三つ辻の空家寒梅咲き初めり
寒梅の空へ大きく深呼吸
夭折の詩人の墓や寒紅梅

寒梅や生きいそぐなよ急ぐなよ
寒梅や火男一人宴成り
軽やかなダッシュ軽トラ日脚伸ぶ
駅名のなにやら楽し冬の梅

寒梅や土手をゆく人迷いびと
寒梅や下校生徒の背に匂ふ
梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ
冬の菜のささくれたつや鳥の喰む

昨日は東京組が欠席で投句数は20句
寒梅の句がたくさん集まりました。
よかったら選句してください。

Re: 1月のまほろば句会 紫泥

2018/02/12 (Mon) 12:51:28

 おせわになりました。冷静に考えたら「枯れ忘れたり」がなぜダメなのか、自分なりに理解できました。また同じような過ちはしそうですが、よろしくおねがいします。以下、選句です。

〇 寒梅の白き帽子の静寂かな

〇 ヘッドスパの指先安し春を待つ

〇 しづけさの極み谷間の冬泉

〇 軽やかなダッシュ軽トラ日脚伸ぶ

◎ 梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ

Re: 1月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/02/19 (Mon) 14:44:10

次回のご案内を忘れていました。
もうしわけございません。直前ですが明後日
2月21日(水)です。兼題は「草餅」。

急ですので当季雑詠を4句でも結構です。
なにとぞよろしくお願いいたします。

もなか選
○今朝の春珈琲茶碗換へてみる
○ヘッドスパの指先安し春を待つ
○寒梅の伐り落とされし蕾かな
○梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ
◎夭折の詩人の墓や寒紅梅

12月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/12/21 (Thu) 13:33:20

極月のライブハウスのバードかな
正月や赤松手入れ三百年
猫をみて仕事に戻り十二月
おでん屋の硝子戸少し軋みけり

川音の踊つてゐたり冬の晴れ
七色を纏ふクリスマスツリーの夜
新しき鼻緒のきりり白き足袋
一品が我が家のおでん主張せり

里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
朝日なかピラカンサスを喰む尾長
数へ日の回して洗ふマグカップ
ひとり居の部屋の真中まで冬日

たつぷりと浮力おでんのぷかぷかす
川音に心音かさね霜の夜
鉄人のごとき猫背や残り鷺
咳払いコンビニおでん買いそびれ

冬じたく肉牛出荷泣きもせず
煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし
うつすらと顔を濡らして関東煮
何処より飛行機の音ポインセチア

終バスの気になつてをりおでん鍋
湯気ひとつ掻き分け現るるおでん
なんとなく昭和の香り味噌おでん
三日目のおでんの煮汁捨てがたし

秋の夜にゆかの下にもたぬきいて
おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
風音を波音と聞く寒夜
散会の一つ残りしおでんかな

落書きの上に落書きポインセチア
いくたびも夫の覗きしおでん鍋
デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
極月や窓より漏るるポロネーズ

以上です。
選句よろしくお願いいたします。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

Re: 12月のまほろば句会 - りょう

2017/12/24 (Sun) 13:36:11

真中さん、みなさま今年もすっかりお世話になりありがとうございました。いつも楽しみながら選句しておりました。
お元気でよいお年をお迎えください。来年もまたお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
選句しました。

○猫をみて仕事に戻り十二月
仕事の合間の僅かな時間の癒し猫がとても良いと思いました。

○散会の一つ残りしおでんかな
一つだけ残ったおでんで会の後の静寂を感じます。みなさん美味しく食べていったのでしょうね。

○落書きの上に落書きポインセチア
落書きをみて「書き足しちゃおうか~」という遊び心と真赤なポインセチアの取り合わせが面白かった。

○いくたびも夫の覗きしおでん鍋
日常の微笑ましい感じを切り取りよかったです。

◎デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
デモの後のおでん酒いいですねーそれも巣鴨駅近く。巣鴨が効いていると思いました。

Re: 12月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/12/25 (Mon) 11:29:12

りょうさん、さっそくありがとうございます。
土曜日はスカラベでお世話になりました。
あんこちゃんにもお会いでき良い一日となりました。
金曜の夜はまほろば忘年会でごちそうさまでした。
まひるさんの美味しいお料理がたくさん並んでゆたかなひとときでした。

もなか選

○たつぷりと浮力おでんのぷかぷかす
 「ぷかぷか」が好きでいただきました。
楽しくゆたかなひとときですね。

○おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
 食卓の近くの窓はおでんの湯気でくもっている。
たわむれに相合い傘を書いてしまいました。」
幸せなふたりなんでしょうね。

○散会のひとつ残りしおでんかな
 楽しい会もお開きとなり一つだけ残ったおでんに
今までの賑わいを思います。

○極月や窓より漏るるポロネーズ
 世の中はなんとなく忙しい極月にゆったりとポロネーズを聞いている人。哲人でしょうか。

◎おでん屋の硝子戸少し軋みけり
 ガタガタと硝子戸を開けるとすぐカウンター。
おでんをつつきながらゆったりとお酒を飲んでいると、後ろの硝子戸が時どき風で鳴り、ふと現実に戻される。
ドラマがみえてきます。

次回は来年1月24日(水)で兼題は「寒梅」です。

1年間ありがとうございました。
来年も何とぞよろしくお願いいたします。
 

Re: 12月のまほろば句会 紫泥

2017/12/25 (Mon) 16:22:52

 この一年、本当にお世話になりました。体が思うように動かないと、気分も滅入りがちになり、皆さんにはずいぶん迷惑をかけたと思います。でも、私にとっては、落ち込みそうになる気持ちの支えでした。来年はもうすこし明るい句が作れるよう頑張るので、よろしくお願いします。選句です。

〇 川音に心音かさね霜の夜
  寒い夜、独り居、川瀬の音に自分の心音が重なってしま  う。深夜まで起きていたのでしょうか、目覚めてしまったの でしょうか。

〇 咳払いコンビニおでん買いそびれ
  風邪気味なので、おでん鍋に近づくのがためらわれ、買い そびれたのかと思ったら、そうでもなさそうです。コンビニ で済ませるのをためらうという大事にしたい古い心もありま すよね。

〇 散会の一つ残りしおでんかな
  よくある光景、よくある人間の心理を、そのまま素直に詠 んだのだと思います。素直に共感しました。

〇 いくたびも夫の覗きしおでん鍋
  これもよくある光景。ほほえましさが伝わってきました。

◎ ひとり居の部屋の真中まで冬日
  冬の日は低く、昼間でも部屋の中までさしこんできます。 外は寒くても暖房がなくてもぇっこう暖かい。そんなぬくも りを感じました。

    

Re: 12月のまほろば句会 - あんこ

2017/12/26 (Tue) 19:10:41

本年も大変お世話になりました。
今年最後のまほろば句会、参加できてよかったです★
来年もよろしくお願いいたします。
皆さんもよいお年をお迎えくださいね。
椿が綺麗なこの頃、あと二日頑張ってお仕事します★

○おでん屋の硝子戸少し軋みけり
古いお店なのでしょうか。風情たっぷり。

○朝日なかピラカンサスを喰む尾長
声も聴こえそうだし、色が鮮やか。

○何処より飛行機の音ポインセチア
ありますよね。ポインセチアの華やかさが怖さにも通じるようです。

○おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
ほほえましく、懐かしい光景。
温かい室内と相手との会話も生き生きと浮かんできます。

◎デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
デモの様子もおでん酒から色々と想像できる。
どんなおでん、そしてお酒なのか。ほろ苦さも感じました。

Re: 12月のまほろば句会 - けんじ

2017/12/27 (Wed) 21:52:01

今年もお世話になりました。
なかなか参加できずすみませんでした。
来年もよろしくお願いいたします。
選句いたします。

○猫をみて仕事に戻り十二月

○おでん屋の硝子戸少し軋みけり

◎川音の踊つてゐたり冬の晴れ

○数へ日の回して洗ふマグカップ

○いくたびも夫の覗きしおでん鍋

皆様よいお年をお迎えください。

Re: 12月のまほろば句会 - 智水

2017/12/28 (Thu) 18:47:58

今年もお世話になりました。なんだか慌ただしい年で、選句の書き込みも遅れがちでした。なんとか今年中に間に合いました。


智水選
◎猫をみて仕事に戻り十二月
(気分転換に猫をかまって、さて仕事の続きをやらなくちゃ、ですね。)

○里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
(煮物やらけんちん汁やら、ちょっとその辺りに並べて、さてさて。)

○ひとり居の部屋の真中まで冬日
(外は寒風。冬の日差しがぬくぬくと抱きしめにきます。あったかいんだから~。)

○鉄人のごとき猫背や残り鷺
(青鷺ですね。天神山の主です。大きな樫の木を訳あって伐りました。心配しましたが、まだ居ります。)

○散会の一つ残りしおでんかな
(おでんのお椀に一つ残っているのはコンニャクではなかろうかと)

まひる選
◎川音の踊つてゐたり冬の晴れ
○鉄人のごとき猫背や残り鷺
○冬じたく肉牛出荷泣きもせず
○デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
○極月や窓より漏るるポロネーズ

ひろ選
○新しき鼻緒のきりり白き足袋
◎川音に心音かさね霜の夜
○煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし
○散会の一つ残りしおでんかな
○いくたびも夫の覗きしおでん鍋

以上です。来年もよろしくお願いします。
皆様、佳いお年を。

Re: 12月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/01/20 (Sat) 22:25:54

明けましておめでとうございます。あと数日で1月のまほろば句会になってしまいます。ちょと焦って選句しました。

◎川音の踊ってゐたる冬の晴れ
〇終バスの気になつてをりおでん鍋
〇里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
〇ひとり居の真中まで冬日
〇煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし

24日は休みでないので欠席です
句ができれば投句したいと思います
今年もよろしくお願いします

Re: 12月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/01/23 (Tue) 12:46:57

三毛猫さん、皆さまお忙しい中、投句ありがとうございます。
昨日の雪は積もりましたね~。24センチだそうです。

明日の句会は大丈夫かな~?

日本の政治家は事実上、「お笑い芸人」だった - うさぎ777

2018/01/21 (Sun) 08:03:06

日本の政治家は事実上、「お笑い芸人」だった

http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/02/p008.html#page87

大阪の知事にもプロのお笑い芸人がいた。

( http://sky.geocities.jp/datepedia/02/update.html )

( http://park.geocities.jp/j_con4/0104/p043.html )

( http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/01/p007.html )

( http://park.geocities.jp/j_con4/0104/p044.html )

( 個人的意見 )

11月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/11/16 (Thu) 11:52:53

昨夜の「シルキースィーツ」はレンジでチンだけで、とっても美味しかったです。
「寒月」という林檎も初めて食べました♪

病室を抜け出し真夜の十六夜
不織布のマスク病院横行す
光さす白い息はく乳しぼり
イルミネーション少し下げらるるマスク

鍵盤のフェルト火の色神無月
石蕗の黄のしづけさ柩閉ぢし音
鼻眼鏡マスクの中でたぎる息
丸き背の夫婦冬めくイートイン

次々とマスクの人のコンビニに
マスクして大きなことを言つてをり
若者や鎧となりし大マスク
人に倦みマスクしてゆく会議かな

風花や戦に散りし人の文字
マスクとり声からからの彼女かな
何も語らぬマスク饒舌な目
少年の集団暴走冬銀河

遺骨持つ老母空港冬入日
映画館おもむろにマスク外しをり
菊香り菊人形もお疲れか
マスクして決起集会四つ辻に

駅名を確かめ眠る白マスク
蔵書印の紅葉の色や冬ぬくし
満月や空近くなる光の夜
柱影盗み聞きするマスクかな

丁寧にマスクの皺の伸ばされり
眼で合図ナースのマスク注射針
落ちるともなくさ迷ふて木の葉雨
マフラーの巻かれしギターケースかな

病む昼のマスクうつむく商店街
マスクして声かけづらい寒さかな
枯菊を踏み敷く赤き耕耘機
からつぽの頭の愉し毛糸編む

ひさしぶりのあんこちゃん、けんじさんの参加ありがとうございます。
おかげさまで楽しい時間が過ごせました。
選句よろしくお願いいたします。

次回は12月20日(水)で兼題は「おでん」です。

Re: 11月のまほろば句会 - あんこ

2017/11/21 (Tue) 19:09:38

久しぶりに参加させていただきました。
よろしくお願いします。

〇病室を抜け出し真夜の十六夜
遅い月をひとりじめでしょうか。少し切ない。

◎丸き背の夫婦冬めくイートイン
丸き背の風景から入って、さりげない季語と描写がよかったです。

〇眼で合図ナースのマスク注射針
こちらは同じ病院でも、どことなくユーモラス。

〇枯菊を踏み敷く赤き耕耘機
枯菊からの反転の色が鮮やかです。

〇からつぽの頭の愉し毛糸編む
こういう楽しい句はいいですね。季語もぴったり。

Re: 11月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/11/23 (Thu) 10:10:01

あんこちゃん、お忙しい中ありがとうございます。
今朝は雨で冬紅葉の赤がきれいです。

○鼻眼鏡マスクの中でたぎる息
 本人は眼鏡が曇ったりして大変なのでしょうがなんとなくユーモラス。

○人に倦みマスクしてゆく会議かな
 要職にいて会議、会議と忙しい人なのかな~。

◎駅名を確かめ眠る白マスク
 こういう人1車輌に必ずひとりふたりいるような気がします。「うん、いるいる」といった感じの日常のひとコマを見逃さず句にしたところがすごいと思いました。

○満月や空近くなる光の夜
 あ~きれいな夜だったんだろうなと思わず採りました。
空近くなる・・・は満月の夜の説明かな~と思い始めました。反転して
聖樹かな空遠くなる光の夜 なんちゃって。

○枯菊を踏み敷く赤き耕耘機
 稲も刈り取られた枯色の景の中赤くて堅いマシンが音を立てて作業。存在感ありです。

Re: 11月のまほろば句会 紫泥

2017/11/25 (Sat) 16:35:23

 毎日、空や山々の表情が変わり、時が過ぎていきます。前橋から周囲を見渡すと、山が見えないところは南東の45度分くらいです。関東平野の奥深くにあるということを改めて感じます。

〇 石蕗の黄のしづけさ柩閉ぢし音
 毎日のニュースやおくやみ欄、交通情報等で、人の死という のが日常茶飯事。「死」ということの重さを感じさせる句と 思いました。

〇 丸き背の夫婦冬めくイートイン
 「丸き背」に自分の姿をイメージしてしまい、共感。「年配 者」と「イートイン」の取り合わせがいいな。

◎ 人に倦みマスクしてゆく会議かな
 若い頃そんなことがあったような気がします。「マスク」の 効果は抜群でした。

〇 駅名を確かめ眠る白マスク
 マスクしていなくてもいいんだけれど、やっぱりマスクして いる人がふさわしい。自分もこんな経験あり。

〇 蔵書印の紅葉の色や冬ぬくし
 若い頃は、何だか蔵書印を押すことがステータスのような気 がしていました。今はそういう心境から脱していますが、何 だか懐かしくて。

Re: 11月のまほろば句会 - りょう

2017/12/03 (Sun) 10:56:41

12月に入りましたね~。
今回は欠席でしたが選句させていただきました。
よろしくお願いいたします。

○丸き背の夫婦冬めくイートイン
下五で全体の雰囲気が若々しくなった。

○次々とマスクの人のコンビニに
コンビにが効いている、

○映画館おもむろにマスク外しをり
マスクを外したところに面白味を感じた。

○マフラーの巻かれしギターケースかな
ギタ-ケ-スとの取り合わせが良かった。

◎からつぽの頭の愉し毛糸編む
毛糸編みに熱中しほかの余計な事は何も考えていない。と言う風に読みました。楽しく良い時間です。

Re: 11月のまほろば句会 - 三毛猫

2017/12/14 (Thu) 22:34:12

今晩は。今年もあと半月になりました。毎日寒くて、冬生まれなのに寒さは苦手です
遅くなりましたが選句です

〇石蕗の黄のしづけさ柩閉ぢる音
◎鼻眼鏡マスクの中でたぎる息
〇若者や鎧となりし大マスク
〇マフラーの巻かれしギターケースかな
〇病む昼のマスクうつむく商店街

以上です

今月は出席できないので投句予定です
宜しくお願いします。

Re: 11月のまほろば句会 - 三毛猫

2017/12/14 (Thu) 22:34:12

今晩は。今年もあと半月になりました。毎日寒くて、冬生まれなのに寒さは苦手です
遅くなりましたが選句です

〇石蕗の黄のしづけさ柩閉ぢる音
◎鼻眼鏡マスクの中でたぎる息
〇若者や鎧となりし大マスク
〇マフラーの巻かれしギターケースかな
〇病む昼のマスクうつむく商店街

以上です

今月は出席できないので投句予定です
宜しくお願いします。

Re: 11月のまほろば句会 - けんじ

2017/12/17 (Sun) 17:46:46

ご無沙汰しております。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

〇鍵盤のフェルト火の色神無月

〇駅名を確かめ眠る白マスク

〇落ちるともなくさ迷ふて木の葉雨

◎マフラーの巻かれしギターケースかな

〇からつぽの頭の愉し毛糸編む

Re: 11月のまほろば句会 - まひる

2017/12/19 (Tue) 17:12:53

 ごめんなさい。明日は12月の句会です。暮れの忙しさにかまけて今まで選句をアップし忘れていました。榛東村の飲食店で閉店するお店が多く、いつもは暇なまほろばが大人数の宴会を引き受けるという、とてもありがたいことが多々ありました。お店の外に目をやると、上州名物空っ風が吹き荒れる季節になっていました。
選句です。

まひる選

○鍵盤のフェルト火の色神無月
まほろばのピアノもご多分に漏れず、フェルトは赤。火の色と詠んだところにどんな曲を日頃ひいているか想像できます。しかも神の留守の時。

○映画館おもむろにマスク外しをり
人の多いところにいったら、予防のためにマスクをするもの。暗くなるのを待ってマスクを外すとは・・・一緒に映画を観ている隣の人はだれ?

◎落ちるともなくさ迷ふて木の葉雨
寒い季節。空気が動かなくなることがあります。そんなときでも、落ち葉は夢遊し、散っていきます。この一句から映画1本できそうです。

○マフラーの巻かれしギターケースかな
寒い季節のストリートミュージシャンでしょうか?巻いてあるところをみると演奏中ではないですね。わたしのウクレレケースにはホヌさんが揺れています。

○病む昼のマスクうつむく商店街
病むのは「昼」または「マスク」?「商店街」?マスクは病んでるからしているので、これは除外。すると病むのは昼か商店街。わたしは微熱のあるような昼、とよみました。


智水選

○若者や鎧となりし大マスク
○何も語らぬマスク饒舌な目
○映画館おもむろにマスク外しをり
◎駅名を確かめ眠る白マスク
○目で合図ナースのマスク注射針

ひろ選

○病室を抜け出し真夜の十六夜
○石蕗の黄のしづけさ棺閉ぢし音
◎人に倦みマスクしてゆく会議かな
○駅名を確かめ眠る白マスク
○蔵書印の紅葉の色や冬ぬくし

以上です。

10月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/10/26 (Thu) 06:55:28

道造の一部屋の家水引草
雨雲の一瞬ななかまど真つ赤
山紅葉せんこうたてて墓閉じる
ゆうるりと宮さまかへで紅葉す

紅葉狩り大枝小枝にけもの道
ちちとははおなじ字かさね冬どなり
黄落の森のチルチル・ミチルかな
オスプレイ相馬原は草紅葉

県境を覆ひ尽くせり草紅葉
早紅葉山火事ひとつ見えにけり
たあいない話へ紅葉且つ散れり
十月のゴンドラ風を鳴らしけり

月の夜裏山だれかいるようだ
幾星霜櫻紅葉や金次郎
化かされて紅葉の道をぐるぐると
陶製のダルメシアンや蔦紅葉

草の実の付きし背中や誹謗のごと
廃校の欅の大樹小鳥来る
今朝の月百五十日豚出荷
冬の虹母去る里を包みけり

村なべて夕陽に溶ける紅葉かな
ちょちょんのぱ紅葉散るなり野のいで湯

昨夜の投句作品です。
数が少なくて寂しいですが選句よろしくお願いたします。

Re: 10月のまほろば句会 - りょう

2017/11/01 (Wed) 20:35:44

11月がやって来ました。天高く馬肥ゆる秋は通過してしまったような・・。先日榛名山へ行って来ましたと知人から満天星の見事な紅葉写真が送られてきました。7日は立冬です~。
選句しました。

○ゆうるりと宮さまかへで紅葉す
ゆうるりと中七が良い関係に効いている。

○十月のゴンドラ風を鳴らしけり
ゴンドラから風が生まれてきたような明るい十月の空が見える。

○廃校の欅の大樹小鳥来る
子供達が居なくなっても大欅は残り今年も小鳥がやって来た。淋しさの中の明るい営み。

○冬の虹母去る里を包みけり
ちょっと切ない感じにひかれました。

◎早紅葉山火事ひとつ見えにけり
下五に言い過ぎ感があるが早紅葉と山火事の取り合わせが良い遠くの煙が見えて来る。


Re: 10月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/11/02 (Thu) 15:31:08

良さん選句ありがとうございます。
ここのところようやく秋らしいしづかな日が続いています。
でももうすぐ立冬ですか~。

もなか選

○県境を覆ひ尽くせり草紅葉
草紅葉と言ったら尾瀬の草紅葉、一度見に行きたいです。
群馬、新潟、福島と三つの県にまたがる尾瀬。
どこも隔たりなく平等に美しい紅葉に覆われているのですね。

○陶製のダルメシアンや蔦紅葉
陶製のダルと蔦紅葉の質感の対比が好きです。固いものと柔らかいもの、だけどどっちともつやつやした感じ。
おしゃれな句と思いました。

○冬の虹母去る里を包みけり
「去る」が解りにくいというか解るのだけど違う言葉のほうがよいような気がしましたが、切なく美しい景が見えていただきました。

○村なべて夕陽にとける紅葉かな
抒情的で美しい句。思わず採ってしまいました。

◎たあいない話へ紅葉且つ散れり
静かな昼下りのふたり、たぶん姉妹。
静かな時間を楽しんでいるふたりに真っ赤な紅葉が時々散って二人の話を伴奏するかのよう。

次回のまほろば句会は11月15日(水)です。
兼題は「マスク」。ちょっと難しいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

Re: 10月のまほろば句会 紫泥

2017/11/03 (Fri) 17:11:21

 お世話になりました。昨夕、散歩の途中、秋の落日、明日満月の透明な月、二機ずつ4組の米軍機の飛行機雲、自衛隊のヘリコプター、すじ雲、荒船山や金鶏山、妙義から浅間、榛名にかけて燃えるような夕焼け、夕日に映える人家と柿の実、足下の稲田やコンバイン、小菊などなど、自然と人間の営為に圧倒されましたが、一句もできませんでした。選句、次の通りです。
〇道造の一部屋の家水引草
 立原道造のことは、名前を知っているくらいで、何も知りませんでしたが、何となく詩人と「一部屋」、「水引草」が似合っていると思い込み選びました。数日後たまたま、『詩人の死』という本を読んでいたら、道造の詩に「水引草」が出ていたので、びっくりしました。
〇たあいない話へ紅葉且つ散れり
 「且つ」は副詞として用いたのだと思いますが、この意味曖昧な副詞が、「紅葉散る」の間に挟まることにより、「たあいない話」と共鳴し、想像の世界が広がっていくように思い選びました。
〇今朝の月百五十日豚出荷
 養豚を経験した人か、よく知っている人でないと作れない句と思いました。生き物を育て売る悲哀、餌代と収入の銭勘定、因果なことですが、人間の宿命のようなものが詠まれていると感じました。
◎草の実の付きし背中や誹謗のごと
 下五が破調で、「誹謗」が従来の俳句ではなかなか使えない言葉だと思ったのですが、その「冒険」に魅了されました。「誹謗」という言葉が、背中にまでとりついて離れない草の実のしつこさだけでなく、本来の「誹謗」の意味も匂わせているところに惹かれました。

Re: 10月のまほろば句会 紫泥

2017/11/03 (Fri) 17:21:38

 すみません一つ抜けました。
〇冬の虹母去る里を包みけり
 「冬の虹」の微妙な冷たさ「包みけり」の暖かさの対比がいいなと思いました。亡き母への思いがしんみりと伝わってきました。

Re: 10月のまほろば句会 - 智水

2017/11/09 (Thu) 20:05:42

忙しい10月でした。おまけに雨ばかりで、稲刈りの都合が延び延びになってしまい、気を揉むばかり。週末毎の地域の行事も雨、雨、雨で対応に大わらわ。やっと落ち着いてきたところです。句会の日は風邪もひいていて、最悪の状態でした。
みなさんも気をつけてくださいね。以下、選句です。

智水選

○雨雲の一瞬ななかまど真つ赤
○ゆうるりと宮さまかへで紅葉す
○月の夜裏山だれかいるようだ
○陶製のダルメシアンや蔦紅葉
◎村なべて夕陽に溶ける紅葉かな

まひる選

◎雨雲の一瞬ななかまど真つ赤
○ゆうるりと宮さまかへで紅葉す
○十月のゴンドラ風を鳴らしけり
○月の夜裏山だれかいるようだ
○村なべて夕陽に溶ける紅葉かな

ひろ選

○ちちとははおなじ字かさね冬どなり
○県境を覆ひ尽くせり草紅葉
○草の実の付きし背中や誹謗のごと
◎冬の虹母去る里を包みけり
○村なべて夕陽に溶ける紅葉かな

9月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/09/21 (Thu) 10:24:55

猫の目を三角にせりちちろ虫
トンボ群れなかにはいつて笑顔なり
こおろぎのじつとしてゐぬ訪問者
曼珠沙華りりりりりりと体温計

桐一葉出征愛馬菩提塔
こほろぎのビールケースや闇深し
母尋ぬ花咲く里にちちろ鳴く
かまどコオロギ闇のなかへひきこんで

こおろぎの姿なきまま闇の主
芝おほふ円墳一歩ごと蝗虫
ブルーナの絵本の形や草の花
保育所に隣る古墳やちちろ虫

ちちろ虫ここまでおいで夜の水
ダウンするボクサーの目や秋夕焼
蟋蟀に雪隠俳句といはれけり
ほおずきや少女笑顔で登校す

真夜中の深き群青星月夜
子の家の留守電音声つづれさせ
秋の川石投げつづけゐるふたり
跳ねていけ残りわずかをちちろ虫

星月夜眠れぬ夜を数へけり
二百十度視界良好秋登山
稗を抜く顔ギザギザのうらめしや
赤城嶺や夕日押し寄す稲の秋

蟋蟀や雨に過ぎたる三連休
真夜中のドアの気配やちちろ虫
深呼吸肺のすみまで秋の風
馬追のアンドウトロア子等駆ける

あんこちゃん、けんじさん、やすみさんがお休みで28句です。
昨夜も採りたての酢橘をごちそうさまでした。
句会終了後のまほろばは蟋蟀の美しい音に包まれていました。

次回は10月25日(水)で 兼題は「紅葉」です。
またよろしくお願いいたします。

Re: 9月のまほろば句会 - りょう

2017/09/21 (Thu) 19:57:38

この秋一番の爽やかな秋晴れの日でした。いよいよ秋本番実りの秋、味覚の秋ですねー。変な台風が来ないことを祈ります。
爽やかさに元気を貰い選句しました。

○桐一葉出征愛馬菩提塔
全部漢字で上手く納め季語が良いと思いました。

○保育所に隣る古墳やちちろ虫
保育所と古墳の取り合わせが面白い。ちちろ虫が両方に寄り添っている感じがします。

○ダウンするボクサーの目や秋夕焼
ボクサ-の目という焦点と鮮やかな秋夕焼が映画のワンシ-ンのような。ボクサ-には美しい夕焼は見えていないのですよねー。

○秋の川石投げつづけゐるふたり
秋の川とふたりが良かった。

◎真夜中のドアの気配やちちろ虫
上五中七が魅力的、季語も気配の想像を膨くらませて効果的と思いました。

Re: 9月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/09/24 (Sun) 14:14:58

りょうさん、さっそくの選句をありがとうございます。
昨日は久しぶりの東京で疲れて帰ってきました。
心をこちらに戻し選句します。

○ダウンするボクサーの目や秋夕焼
 秋夕焼の物悲しさと美しさがダウンするボクサーをやさしく包んでくれそうな気がします。
 今、歳時記で「俎に流す血黒し秋夕焼 桂信子」と言う句を見つけました。
全然違う句ですが、同じ視点と言うかどこか共通点があるような気がしました。
むしろこちらのほうがスケールが大きいかも。
佳句と思います。

○蟋蟀に雪隠俳句といはれけり
 雪隠俳句が面白くていただきました。

○星月夜眠れぬ夜を数へけり
 「夜を数へけり」という言い回しに魅力を感じました。

○真夜中のドアの気配やちちろ虫
 やはり「ドアの気配」が的確な表現だったのですね。

◎曼珠沙華りりりりりりと体温計
 「りりりりりり」が好きです。
曼珠沙華の妖艶な感じが日日、体温計をお持ちのちょっと病弱で美しい人を想像しました。
でもりりりりりの明るさがそんなに心配するほどでもない気もします。

Re: 9月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/09/24 (Sun) 15:19:44

訂正と言うか付け足します。

 ダウンするボクサーの目や秋夕焼

もちろん、こちらの句のほうがスケールが大きて・・・ という意味です。
読み返したらちょっと変だったので訂正します。

Re: 9月のまほろば句会 紫泥

2017/09/29 (Fri) 21:46:44

おせわになりました。やっと秋らしい天候になりましたが、庭の卯の花が狂い咲きをしています。選句次の通りです。

〇ブルーナの絵本の形や草の花
 福永武彦の『草の花』を思い出したからでしょうか、具体的な景はよくわからなかったけれど、何となく透明感を感じて選びました。
〇保育所に隣る古墳やちちろ虫
 園児が帰り、喧噪が消えた後のちちろ虫とは思いませんでしたが、古墳とちちろ虫の取り合わせがいいと思いました。
〇跳ねていけ残りわずかをちちろ虫
 もう跳ねられないけれど、何だか自分の人生に重ねてしまったようです。「応援ありがとう」と思ってしまった。
〇真夜中のドアの気配やちちろ虫
 「ドアの気配」が意味不明のところがいい。それでも何となく分かるというのが俳句の妙味のような気がしました。
◎深呼吸肺のすみまで秋の風
 田舎住まいの私は、季節を問わず、息苦しい気分になると夜の庭で深呼吸をすることがしばしば。作者には失礼だけれど、特に工夫もない平凡な句に妙に共感してしまいました。 

Re: 9月のまほろば句会 - まひる

2017/10/01 (Sun) 15:39:37

 まほろばの周囲はすっかり秋で、隣の田んぼでも、今日は稲刈りでした。庭の野菊も咲く準備ができ、あんなにたくさん咲いていたハイビスカスも堅いつぼみが2つ残っているだけになりました。     
 さて、選句です。

まひる選

○ブルーナの絵本の形や草の花
○蟋蟀に雪隠俳句といはれけり
○秋の川石なげつづけゐるふたり
○赤城嶺や夕日押し寄す稲の秋
◎こほろぎのビールケースや闇深し

ひろ選

○こおろぎのしつとしてゐぬ訪問者
○星月夜眠れぬ夜を数へけり
○210度視界良好秋登山
○真夜中のドアの気配やちちろ虫
◎母尋む花咲く里にちちろ鳴く

智水選

○こおろぎのじつとしてゐぬ訪問者
○こおろぎの姿なきまま闇の主
○ダウンするボクサーの目や秋夕焼
○秋の川石投げつづけゐるふたり
◎子の家の留守電音声つづれさせ

以上です。
気持ちいい日が続き、6つも7つも俳句を詠みたくなりますが・・・・・次回、がんばります!!

Re: 9月のまほろば句会 - 三毛猫

2017/10/07 (Sat) 23:14:01

中秋の名月、雲の中に見えましたね。今日は少し欠けている月が煌々と空にあります

選句です
〇猫の目を三角にせりちちろ虫
◎こほろぎのビールケースや闇深し
〇跳ねていけのこりわずかをちちろ虫
〇赤城嶺や夕日押し寄す稲の秋
〇真夜中のドアの気配やちちろ虫

以上です
宜しくお願いします

8月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/08/25 (Fri) 08:11:31

団扇持ち孫背負いて居眠りも
大いなるマストの彼方天の川
吾かつて浮かんでゐたり天の川
靴箱の靴の整然日雷

胸中の萩の風立つ朝かな
秋高し線路工夫のヘルメット
秋草の匂ひは少し寂しくて
よいつぶれどこにもいけない夏の虫

天地在り白衣観音天の川
波磨ぎしテトラポットや天の川
三線の余韻の闇や天の川
秋蝶の羽の動きの迷ひかな

星月夜かまち美術館を出でて
夕焼雲牛を引きだし歩ましむ
京ヶ瀬てふ銀河流るゝ無人駅
眼裏に永久に巡るや天の川

石材店並ぶ通りや花白粉
おほやうに風をかはして芭蕉かな
天の川バスを連ねてパンパ行く
綿のシャツ裏返しても汗を拭く

インドラの投げたる網や天の河
天の川少年の日の夜空見ゆ
東京を想ひし橋や銀河濃し
赤とんぼ牛伏山の背より風

銀漢の果ての果てなる常夜灯
星飛びて父母住む国と夫のいふ
天の川十八ねえや嫁にゆく
カザフ国銀河の果ての宇宙基地
寂寞と空群生のやなぎらん

昨夜はあんこちゃん、けんじさん、やすみさんが欠席で
投句数が少なくて寂しいですが選句よろしくお願いします。

次回は9月20日(水)で兼題は「蟋蟀」です。
句会終了時どこかからコオロギが出てきてぴょんぴょん
とんでいました。

Re: 8月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/08/27 (Sun) 11:26:57

的はずれなことを言ったら申し訳ないかなと鑑賞文をあまり載せなかったのですが素直にさらけ出します。私自身どんな言葉でも鑑賞していただけるのは嬉しいので。

もなか選

○吾かつて浮かんでゐたり天の川
 なんか不思議な句と思いましたが共感できるような気がしていただきました。胎内にいた頃のことのような曖昧模糊といった感じが「天の川」と合うと思いました。
浮かんでゐたりときっぱり言い切ったのが良いです。

◎三線の余韻の闇や天の川
 沖縄を思い浮かべました。那覇とかではなく八重山のどこかの島。数人が集まってお酒を飲むと誰かが必ず三線を弾いて歌い出す。そして宴を終え空を見上げると天の川がうっすらと。何とも言えない寂しさが闇に紛れていてとても悲しい。

○夕焼雲牛を引きだし歩ましむ
 暑かった一日の夕暮れ、牛をねぎらうために川原まで連れてゆき草を食べさせたり浅瀬に牛の足を入れ背中を洗ってやる。涼しい川音と美しい夕焼けのなかの素晴らしい時。

○石材店並ぶ通りや花白粉
 大谷石の町などにこんなこところがあるのでしょうか?硬くてなんとなく直線の多い角角した中の花白粉は爽やかでほっとします。店先の鉢植えでしょうか。
それとも店と店の間の小さな路地に自然に生えてきたような気もします。

○おほやうに風をかはして芭蕉かな
 ひと目見て気持ちのよい句。
あの雄々しい姿はいいですね。私は芭蕉会館の入り口の芭蕉を思い浮かべました。

Re: 8月のまほろば句会 紫泥

2017/09/01 (Fri) 21:08:42

お世話になりました。選んだ句は次の通りです。
〇吾かつて浮かんでゐたり天の川
 意味が分からないのですが、おとぎ話にでもあるような不思議な魅力を感じたので選びました。
〇波磨ぎしテトラポットや天の川
 大河の急流のテトラポットを思いました。地上にはテトラポットを置かないと浸食されてしまうような急流、見上げれば夜空の天の川。その対比と大きさに惹かれました。
〇秋蝶の翅の動きの迷ひかな
 タテハ蝶と見ました。時々途中まで広げて閉じてしまうことがあります。その動きを「迷い」と見た作者の心にも「迷い」があったのだと思いました。
〇寂寞と空群青のやなぎらん
 柳蘭の花を見たことはないのですが赤紫の美しい花だそうです。群青の空と赤紫の花、「寂寞」はどうかなとも思いましたが、高原の澄み切った空気の中なら「あり」と思い選びました。
◎三線の余韻の闇や天の川
 賑やかな宴会か何かから外れると、ばかばかしいような、寂しいような気持ちに襲われることがあります。今は三線の音も喧噪も聞こえていないのでしょうが、言葉にすると聞こえてきます。「余韻」と「闇」が生きていると思い選びました。沖縄でなくても三線はあるだろうとも。

Re: 8月のまほろば句会 - りょう

2017/09/02 (Sat) 11:03:38

九月に入りましたね-。想定外の天候続きで先日も短時間豪雨による増水で釣人が中洲に取り残されてしまいヘリコプタ-で救助されるという事件がありました。お一人は未だに行方不明です。
私の住む柳瀬川の上流で堤防には見事な曼珠沙花が咲く散歩コ-スでした。

選句しました。よろしくお願いいたします。

○秋蝶の羽の動きの迷ひかな
夏蝶の元気さがなくなった秋蝶のちょっと心細さがいいと思いました。

○おほやうに風をかはして芭蕉かな
上五の表現が効いていて大きな葉が見えてきます。

○赤とんぼ牛伏山の背より風
牛伏山は知らなくともこの字と名前から山の形が見えて来て赤とんぼの季語とともに秋の好日が感じられます。

○インドラの投げたる網や天の河
神話の世界が楽しい。異常気象はインドラの神が暴れているのでしょうか。

◎波磨ぎしテトラポットや天の川
上五中七の岸辺の表現が良いと思いました。季語は月とかの方が光と静寂感がより出るかもと感じました。

Re: 8月のまほろば句会 - 智水

2017/09/12 (Tue) 20:59:13

季節の変わり目ですね。このところ知り合いの訃報が続き滅入っています。怪我と病気は自分持ち。皆様もどうぞご自愛ください。

智水選
○大いなるマストの彼方天の川
○秋高し線路工夫のヘルメット
◎波磨ぎしテトラポットや天の川
○夕焼雲牛を引きだし歩ましむ
○おほやうに風をかはして芭蕉かな

まひる選
○三線の余韻の闇や天の川
○夕焼雲牛を引きだし歩ましむ
◎おほやうに風をかはして芭蕉かな
○赤とんぼ牛伏山の背より風
○寂寞と空群生のやなぎらん

ひろ選
○大いなるマストの彼方天の川
○秋高し線路工夫のヘルメット
◎秋蝶の羽の動きの迷ひかな
○天の川少年の日の夜空見ゆ
○銀漢の果ての果てなる常夜灯

以上です。
今月は蟋蟀ですね。
よろしくお願いします。

7月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/07/27 (Thu) 07:58:59

野辺送り影長く月見草咲く
月見草時間を間違えてゐたり
デモ開始時間蜻蛉集結す
半島の小さきホテル月見草

亡き夫を偲ぶ姿や月見草
蜩や何か忘れてゐるやうな
短夜やジンジャーエールは百五十円
草野球四番キャッチャー月見草

夫婦鳥逃げ込む川辺月見草
道を問ふ日本語拙き大暑かな
搾乳の父の十指や月見草
井戸今も水を湛えて黒揚羽

青柿の地に落ち潰さるるも在り
暗闇の純白の黙月見草
空蝉や母屋崩れてしがみつく
本当は私強いの月見草

恋人はドクター雷光に座す母
口上の唇あかし夏芝居
詩の時間ぽんぽんだりあ触れゆけり
水音や庭先に売る夏野菜

月見草風の話を聞く夜かな
気まぐれの向日葵ゐたり午后一時
生け垣に未練がましや月見草
懐に涼風いれて草を刈る

遠雷や音響シャイの犬のゆく
蜜豆や街の黄昏はじめたり
ぬばたまの夢見しからす瓜の花
針槐散り敷くエステサロンかな

アラクネのたはむれカラスウリの花
向日葵の裏を返せば棘のある
遠雷やうしろのしょうめんだあれ
月見草揺れて昭和の路地灯り

欠席投句はりょうさん、あんこちゃん、三毛猫さん。
やすみさんは夏やすみ。

私達にとって兼題の月見草は「なつかしい花」だったみたいです。難しかったです。

次回は8月24日(木曜日です)。
兼題は「天の川」です。

よろしくお願いします。

Re: 7月のまほろば句会 - あんこ

2017/07/30 (Sun) 11:28:00

こんにちは。いよいよ世間は夏休みになりつつありますね。
選句させていただきました。

○半島の小さきホテル月見草
由緒のあるホテルでしょうか。思い出もいろいろと想像できます。

○蜩や何か忘れてゐるやうな
蜩の声ってそういう感じありますよね。

◎搾乳の父の十指や月見草
働き者の父の指が見える感じがします。月見草が優しい。

○水音や庭先に売る夏野菜
水音が夏野菜の色を新鮮に一句の中で映しているようです。

○ぬばたまの夢見しからす瓜の花
一夜の夢、何となく艶っぽくも。

Re: 7月のまほろば句会 紫泥

2017/07/31 (Mon) 11:06:11

7月句会選句
梅雨明け宣言とともに梅雨のような雨。今日は晴れて今度は台風の心配。日本だけでなく世界中の異常気候。人の世だけでなく天候も狂っているようです。せめて俳句の世界に遊ぶくらいのゆとりがあっていいでしょう。
〇半島の小さきホテル月見草
〇井戸今も水を湛えて黒揚羽
〇空蝉や母屋崩れてしがみつく
〇向日葵の裏を返せば棘のある
◎月見草揺れて昭和の路地灯り

Re: 7月のまほろば句会 - りょう

2017/07/31 (Mon) 21:15:55

明日から八月ですね。かーっとした暑さでなく蒸し暑さが続いています。蝉は今でしょう!とばかり猛烈に鳴いています。一方でコスモスが咲き出しました。
選句しました。よろしくお願いいたします。

○草野球四番キャッチャー月見草
この月見草はきっと黄色ですね。草野球という感じが伝わって来きます。

○詩の時間ぽんぽんだりあ触れゆけり
ぽんぽんと詩も生まれてくるといいな~という明るさと幸せな時間を過ごしている姿が想像出来ます。

○月見草風の話を聞く夜かな
この月見草は白い月見草の感じがします。風の話は童話でしょうか。そんなやさし伝わって来ます。

○ぬばたまの夢見しからす瓜の花
烏瓜のレ-スのような花がとても効いている。

◎蜩や何か忘れてゐるやうな
晩夏のころの微妙な心持ちがとてもよく伝わって来て共感出来ました。



Re: 7月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/08/01 (Tue) 14:44:43

日曜日は蜩の伊香保温泉へ行ってきました。
そのうち霧の伊香保に・・・。
季語には事欠かないのだけれど句にするのは難しいです。

もなか選

○半島の小さきホテル月見草

○草野球四番キャチャー月見草

○月見草風の話を聞く夜かな

○月見草揺れて昭和の路地灯り

◎水音や庭先に売る夏野菜







Re: 7月のまほろば句会 - 三毛猫

2017/08/04 (Fri) 22:42:15

蒸し暑くてあまりパットしない日々が続いてますね。”夏”といった空にはなんだか物足りません。
しばらくまほろば句会に出席できる日に当たらなかったのですが、8月は出席できそうで楽しみにしています

選句です
〇半島の小さきホテル月見草
〇懐に涼風入れて草を刈る
◎ぬばたまの夢みしからす瓜の花
〇水音や庭先に売る夏野菜
〇詩の時間ぽんぽんだりあ触れゆけり

宜しくお願い致します。

Re: 7月のまほろば句会 - 智水

2017/08/15 (Tue) 19:26:42

終戦の日が雨なんて、ほとんど記憶にありません。夏の甲子園も雨天順延。前橋育英×明徳学園が予定されていました。頑張れ育英。
ということで、遅くなりましたが選句です。

智水選

〇デモ開始時間蜻蛉集結す
(プラカードの林立する様かと思いましたが、実景としての蜻蛉だそうです。)
◎道を問ふ日本語拙き大暑かな
(たぶん欧米人ではありませんね。昔、英語で尋ねられたことがあります。アメリカ人でした。)
〇井戸今も水を湛えて黒揚羽
(炎暑の古井戸に映る青空と黒揚羽。お見事です。)
〇空蝉や母屋崩れてしがみつく
(空き家の大きな農家。蝉が羽化する時間が感じられます。)
〇蜜豆や街の黄昏はじめたり
(縁日でも始まるのでしょうか。甘いときめきが街を包んでいますね。)

まひる選

〇蜩や何か忘れてゐるやうな
〇搾乳の父の十指や月見草
〇空蝉や母屋崩れてしがみつく
〇ぬばたまの夢見しからす瓜の花
◎針槐散り敷くエステサロンかな

ひろ選

〇亡き夫を偲ぶ姿や月見草
〇搾乳の父の十指や月見草
◎詩の時間ぽんぽんだりあ触れゆけり
〇月見草風の話を聞く夜かな
〇蜜豆や街の黄昏はじめたり

以上です。


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