ももちどり

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7月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/07/19 (Thu) 09:48:03

暑中お見舞い申し上げます。
連日の暑さにへとへとですが句会を楽しむことができました。

向日葵にうもれて進むひとりぼち
蝉時雨雑誌に小さく麗子像
海の日やたこ焼きに舌やけどして
裸の子どこを見ている一人つ子

真ん中に向日葵を描く日記かな
向日葵や遠ざかりゆく子の背中
蜩の車窓に響く旅の末
向日葵の飾り壊しSNS

コロッケパン咥え迷走夏の猫
真夜中のサッカー観戦夏の夢
三伏や無敵のごとき脹脛
眠れない子ども向日葵の保育園

反省し畦に蒔かれた小豆かな
爪をかむ向日葵の種を割る
ひまはりや坊主頭の三兄弟
SLの音遠のけり天の川

向日葵の根方より見る空高し
累卵之危向日葵の西を向く
涼風や指輪の跡の光る指
日盛りやテレビの笑ふ待合室

森近きプラネタリウム晩夏光
桑の葉の下で犬の子涼かり
ひまはりの空を大きくして眠る
鴉鳴きをり炎天のすべり台

しなやかな少年の脚草清水
ひまわりや恋や愛やのなにぬねの
炎天のビル遠くより救急車
炎天に挑む気力や朝化粧

ひまはりや小さく言ひしさやうなら
ひまはりや体育館のロボコン部
ひまはりは東京むいて孤独かな
晴れたならもうひまわりはうつむかない

まつすぐに天突き蓮の蕾かな
豪雨禍や瓦礫の果のひまわり草
向日葵や骨太の足整立す
実行者でありたし炎天に涙す

以上です。
先月よりあんこちゃん、けんじさん参加でうれしいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

次回は8月22日(水)で兼題は「残暑」です。


Re: 7月のまほろば句会 - 良

2018/07/22 (Sun) 11:12:29

記録的な猛暑日が続いていますね。お見舞申し上げます。
日本の季候が変ってしまったようです。冷房の部屋に籠もりオリンピックも命がけになりそう大丈夫なのかしら。災害地の映像を見てはオリンピックより先にやらねばならない事が沢山あるぞ!などど考えたりしています。

選をしましたよろしくお願いいたします。

○真ん中に向日葵を描く日記かな
夏休みという光景で良い雰囲気です。真ん中がいいです。

○ひまはりや坊主頭の三兄弟
中七下五がいいです。夏の元気さが伝わって来ます。

○鴉鳴きをり炎天のすべり台
人の気配の無い暑さに鴉の声のみの深閑さと火傷しそうなすべり台がいいと思いました。

○向日葵や骨太の足整立す
向日葵の風景の中に運動部の生徒達でしょうかそれとも元気な女性達が何かの準備をしているのでしょうか健康的な感じが伝わって来ました。

◎眠れない子ども向日葵の保育園
我が家の息子も保育園でお昼寝が苦手でした。そんな事を思いだしながら上手く詠まれたな-と思いました。

Re: 7月のまほろば句会 - あんこ

2018/07/23 (Mon) 12:43:12

今日は一番の暑さらしいです,こちらは.
皆さまもお体お気をつけてください.
私たちはおかげさまで食欲だけはあり(笑)
今日も頑張ってます!
今回もありがとうございました.選をいたしました.

◎蝉時雨雑誌に小さく麗子像
蝉時雨と麗子像のイメージが一緒になって
訴えかけるものがあります.少し怖いパワーを感じます.

○真ん中に向日葵を描く日記かな
気持ちよくて,大らかな句.夏休みらしいですね.

○向日葵の根方より見る空高し
いろいろな「空高し」があると思いますが,
「向日葵の根方」という花ではない視点からの
空の広がり,描き方が新鮮でした.

○ひまわりや恋や愛やのなにぬねの
軽妙なしらべ.ひまわりとなにぬねのの
楽しさとせつなさ.

○ひまはりは東京むいて孤独かな
戻ってこいよ,と呼んでるのかもしれませんね.

Re: 7月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/07/24 (Tue) 11:07:57

良さん、あんこちゃん 選句ありがとうございます。
昨日の前橋は39℃だったようです。
先日、80歳のかたの「気力こそ長寿の杖よ夏盛り」という句に出会い萎えていてはダメよ~と思うのですが・・・

○ 三伏や無敵のごとき脹脛
 三伏と立派な脹脛がぴったりだと思いました。
 サッカー選手を思い浮かべたのですが、そのへんを歩いているおばさんだったらちょっとユーモラス。そしてちょっと羨ましい。

○ 眠れない子ども向日葵の保育園
 向日葵の力強さと対照的な眠れない小さな子ども、愛おしいです。

○ ひまはりの空を大きくして眠る
 こちらは上の句と違って大きな空の下で安眠している感じ。

○ 晴れたならもうひまはりはうつむかない
 実際は何日かするとだんだんうつむいて枯れていくのでしょうが、これは作者の希望!だと思います。
 向日葵は希望の花です。

◎ 真ん中に向日葵を描く日記かな
 明るくてわかりやすくて気持ちのいい句です。
 子どもの大きな希望と未来を祝福したくなります。
 
 

Re: 7月のまほろば句会 - 智水

2018/07/26 (Thu) 14:24:02

久しぶりに熱帯夜から解放されたと思ったら、台風が関東目指して進撃中のようです。来るなら来い、という元気がわいてきません。皆さんの無事を祈ります。
さて、選句です。

智水選

◎向日葵にうもれて進むひとりぼち
(映画「ひまわり」のソフィアローレンの姿が見えました。)
○コロッケパン咥え迷走夏の猫
(どろぼう猫のユーモラスな景が鮮やかです。)
○ひまはりや坊主頭の三兄弟
(あはは、ひまわりみたいな笑い顔。)
○鴉鳴きをり炎天のすべり台
(クソ暑いねえ、と鴉の兄ちゃんも鳴くのでしょう。)
○実行者でありたし炎天に涙す
(プロレタリア雑誌の力強い木版画の表紙ですね。)

まひる選

○向日葵にうもれて進むひとりぼち
○蝉時雨雑誌に小さく麗子像
S○Lの音遠のけり天の川
◎ひまはりの空を大きくして眠る
○炎天に挑む気力や朝化粧

ひろ選

○真ん中に向日葵を描く日記かな
○ひまはりや坊主頭の三兄弟
○日盛りやテレビの笑ふ待合室
○炎天のビル遠くより救急車
◎晴れたならもうひまわりはうつむかない

以上です。

Re: 7月のまほろば句会 紫泥

2018/08/01 (Wed) 11:36:17

8月になり、もう夏が終わるのではないかと思うくらい暑かった7月でした。でも、本当の暑さは例年これからです。参りますね。選句、以下の通りです。
〇 向日葵や遠ざかりゆく子の背中
 向日葵という明るく強いイメージの花と去りゆく子供の背中が好対照だと思いました。気張らず自然に詠んでいるところにも好感をもちました。

〇 ひまはりや坊主頭の三兄弟
 「三兄弟」が向日葵そのものなのか、いたずら坊主の三兄弟が向日葵の近くで遊んでいるのか曖昧模糊としているところに面白さを感じました。平易な言葉で表現しているところにも好感をもちました。

〇 炎天に挑む気力や朝化粧
 女性を見て居ると、偉いなあといつも思います。あの気力はどこから、何を目的になどと考えず、ただひたすら平伏いたします。これも平易な表現に惹かれました。ストレートすぎるところもこの句では生きていると思いました。

〇まつすぐに天突く蓮の蕾かな
 その通り。蓮の大きく結構高い葉の間から、まっすぐ蕾の伸びている景が浮かび、すがすがしい気分になりました。技巧を超えた素直な言葉に感銘しました。

◎ 蝉時雨雑誌に小さく麗子像
 公園のベンチか何かで、雑誌を広げる。暑さの中で文章など読む気はないけれど、見慣れた絵画はふと目に飛び込んでくる、などと勝手な想像をして選びました。「小さき」ではなく「小さく」としたのも、何か「動き」のようなものを意図的に表現したのかなあと思いました。 

Re: 7月のまほろば句会 - けんじ

2018/08/13 (Mon) 20:43:02

けんじです。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○眠れない子ども向日葵の保育園

○SLの音遠のけり天の川

○森近きプラネタリウム晩夏光

◎鴉鳴きをり炎天のすべり台

○しなやかな少年の脚草清水

御教示、御協力乞う。 高島 URL

2018/08/01 (Wed) 11:21:15


体育史学の立場から力石を研究する者です。
「春愁や艶々とある力石」(2017.4.20)を拝見しました。
この作品の拙著への掲載許可、作者名および吟詠地を御教示いただきたいのですが、
よろしくお願いいたします。
現在「力石を詠む(十)」にとりかかりました。
作品提供者には出版時に謹呈させていただきますので
作者の方の連絡先を御教示いただけるようお願いいたします。
さらに皆様方からの力石に関する作品提供をお願いいたします。勝手なお願いですが、よろしく御配慮下さい。
URLには、力石に関する俳句、短歌など約2600作品を掲載しています。

〒519-0211三重県亀山市川崎町3075-3高島愼助<元四日市大学教授>
携帯電話 090-9901-3484 ・ FAX 0595-85-8113
URL http://www.za.ztv.ne.jp/takashim  E-mail takashim@za.ztv.ne.jp
ブログ「ご存知ですか力石!」 http://kawasaki0607.blog.fc2.com/
<出版しました。全て岩田書院刊>
1.三重の力石(第2版)②播磨の力石(第2版)④東京の力石⑧岐阜の力石⑨長野の力石(第2版)⑩神奈川の力石(第2版)⑫さいたま市の力石⑰新潟の力石⑳福井の力石(第2版)㉑石川の力石(第2版)㉖静岡の力石㉗愛媛の力石 ◎力石を詠む(二、四、八、九)
★以下は在庫無し
③大阪の力石(第2版)⑤奈良・和歌山の力石(第2版)⑥愛知・静岡の力石⑦京都・滋賀の力石(第2版)⑪四国の力石⑬北海道・東北の力石⑭千葉の力石⑮埼玉の力石⑯兵庫の力石⑱山陽の力石⑲富山の力石㉒茨城・栃木の力石㉓群馬・山梨の力石㉔山陰の力石㉕九州・沖縄の力石㉘愛知の力石㉙新発見・力石㉚石に挑んだ男達<力石に名前を残す力持ちについて>㉛力石(ちからいし)<力石の総論> 
力石を詠む(一、三、五、六、七)
〈※力石資料に関する連絡〉
 これまで著者が所蔵していた力石に関する資料「全国四十七都道府県の教育委員会、文化財保護審議委員、老人会、自治会から寄せられた力石情報」、「各自治体および個人による力石が掲載された報告書」、「力持ちに関わる番付・引き札・資料」、「著者による力石に関する著書・論文・報告書」などは三重県総合博物館に収蔵されました

6月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/06/23 (Sat) 22:10:04

昨日は暑い日でしたが句会を終えて外に出たら雲間から梅雨の月。気温もずいぶん下がって涼しかったです。


「武相荘」灯せし蛍袋かな
まだ母の帰つてこない蠅叩
雨上がりむつと蠢く虫の蝿
潮の香の朝市蠅取りリボンかな

裏表なく吊るされし蝿取紙
昼寝してやる気を溜める夜勤明
玄関の油断金蝿侵入す
熟蚕(ずう)になり頭動かず一夜かな

奥歯抜く桑の実たわわになりにけり
蝿叩持てば無心に力こめ
銀蝿ののそりと来たり準備中
二重虹回転寿司の青い窓

梅雨寒や猫の寝言のやうなこゑ
紫陽花にギリシャ神話はふさがれて
独歩忌やほのと径ある斜面林
客人のお行儀よくて青蛙

オレンジのケーキコバエのダンスかな
そとの子を呼びよせてみる夏料理
ポケットに青ボールペン梅雨晴間
現人(うつせみ)を抱きしめて寝る夜の秋

丹田に気を押し込んで五月晴
ハエ叩き常設箇所にあらざりき
蝿五匹チンピラ風に居座れり
めまとひやチャンバラ遊びの子ら走る

あかざ伸び杖にしようか食べようか
ファミレスに迷ひ込みたる梅雨の蠅
指先を汚すデッサン西日濃し
さくらんぼかざしては食む二人かな

まづ蝿の音で始まる蠅叩
別れてはまた思い出す蕎麦の花
籐椅子や卓子の上の老眼鏡
閑居して一大事なり蠅叩き

馬小屋へ出入りしてをり金の蠅
早苗餐や四条田植機田に残る
茅の輪くぐり杜のくらさを潜りけり
橋の上魚見る人や夏至夕べ
額の花二ヶ所切られし遅延証

以上です。
また選句をよろしくおねがいします。

次回は7月18日(水)兼題は「向日葵」です。




Re: 6月のまほろば句会 - 良

2018/06/27 (Wed) 14:22:40

まだ六月梅雨最中だというのに今日は太陽がか-っと照り格別の暑さです。草は勢い良くどんどん伸び梔子の花は疲れ気味す。もう木槿の花が咲いています。
選句しましたよろしくお願いいたします。


○「武相荘」灯せし蛍袋かな
随分昔に一度だけ行った事があります。うっそうとした中の感じが伝わって来ました。

○蝿叩持てば無心に力こめ
この句を読み本当その通り!と思い思っていても詠めない事にはっと気付かせて貰いました。

○ファミレスに迷ひ込みたる梅雨の蠅
ファミレスとの取り合わせが面白いと思いましたが「梅雨の蝿」という表現がチョット気になりました。

○指先を汚すデッサン西日濃し
大きい西日の中で指先に焦点を持って来ているところがいいです。

○別れてはまた思い出す蕎麦の花
上五で現在も会える事の出来る人(又は物かも)蕎麦の花がいいなと思いました。

◎まだ母の帰つてこない蠅叩
何となく手持ち無沙汰と心細さが伝わった来て蠅叩がとても効いていると思いました。


Re: 6月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/06/27 (Wed) 16:28:43

良さん、選句ありがとうございます。
こちらの空は梅雨の雲に覆われ時々薄日が差しています。
でも暑い、暑い、溽暑です。

もなか選

○ 蠅叩持てば無心に力こめ 
 そう、そう私も同じと思わずいただきました。
そうですね。皆んなが共感していることなのに、こういう簡単なことを句にするってすごいです!

○ さくらんぼかざしては食む二人かな
 女性二人でしょうか。明るい食卓が見えてきました。
おしゃべりも楽しそう!

○ 早苗餐や四条田植機田に残る
 田植えがひとまず終わった安堵感を思いました。
田植機の片付けは後回しにしてまずは食べましょう!飲みましょう!

○ 茅の輪くぐり杜のくらさを潜りけり
 実際には見たことはないのですが大きな鎮守の森を控えたお社を想像し身も心も洗われるように思いました。

◎ 潮の香の朝市蠅取りリボンかな
 朝市の活気の中に所在なさそうに蠅取りリボンがぶら下がっている。
 昔、小さかった頃蠅取りリボンにいつ蠅が来てとまるだろうかとずーっと見ていたような気がします。

Re: 6月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/06/29 (Fri) 23:08:17

信じられませんが、アッという間に梅雨が終わてしまいました。農家ではありませんがお米が心配です

〇梅雨寒や猫の寝言のやうなこゑ
〇蠅五匹チンピラ風に居座れり
〇指先を汚すデッサン西日濃し
◎まづ蠅の音で始まる蠅叩
〇閑居して一大事なり蠅叩き

Re: 6月のまほろば句会 - あんこ

2018/07/01 (Sun) 18:58:38

とんでもない暑さが続いていますね。
豪雨、皆様大丈夫でしょうか。
今回からまたよろしくお願いします★


○二重虹回転寿司の青い窓
回る寿司の賑やかな風景と二重虹が明るく大らかでよいです。


○そとの子を呼びよせてみる夏料理
「みる」が良かったですね。
作者と少し距離のある子どもだからなんだろうなと想像でき、
その雰囲気と季語が良かったです。

◎さくらんぼかざしては食む二人かな
いかにもさくらんぼがピッタリ。
そして、二人という関係性が色々想像でき、好きな句です。

○まづ蝿の音で始まる蠅叩
言われてみればそうですが、適確に描いているなと思います。

○額の花二ヶ所切られし遅延証
取り合わせが良かったです。

Re: 6月のまほろば句会 紫泥

2018/07/07 (Sat) 22:20:45

選句遅くなって済みません。以下の通りです。
〇 はえ叩き持てば無心に力こめ

〇 銀蠅ののそりと来たり準備中
 飲食店にとって、蠅は敵のようなもの。地味だけれど大ぶりのイヤな銀蠅。「のそり」と「銀蠅」と「準備中」とが妙に響き合って相乗効果を生み出していると思いました。

〇 独歩忌やほのと道ある斜面林
 武蔵野のちょっとした丘を思い浮かべました。木漏れ日が差している絵画のようで、「独歩忌」の季語が効いていると思いました。

〇 茅の輪くぐり杜のくらさを潜りけり
 「くぐり」「潜り」のリフレイン、「茅の輪」「杜」「くらさ」を含め、漢字とかなの使い分けが見事だと思いました。

◎ 閑居して一大事なり蠅叩き
 大仰な言い方が、諧謔味をかもしだしていると思いました。でも、閑居すると、残念ながら本当にそうなんですよね。老人の悲哀。

Re: 6月のまほろば句会 紫泥

2018/07/07 (Sat) 22:29:11

済みません。最初の句の評が抜けてしまいました。追加します。
〇 はえ叩き持てば無心に力こめ
 実感。そんなに力をこめなくてもいいのに、ついそうなってしまうんですよね。「はえ」ってかわいそう。 

Re: 6月のまほろば句会 - まひる

2018/07/10 (Tue) 14:59:48

昨夜は群馬県北部、嬬恋にも警報がでました。吾妻川の氾濫をよく見た私には、水の恐ろしさがよみがえってきます。太い丸太が根こそぎ流れてきます。大きな大きな石がごろんごろんと流れてきます。普段は石づたいに向こう岸にわたれるような優しい川が荒れ狂います。中国地方の豪雨は人ごととは思えません。どうぞ、穏やかな自然になりますように・・・・・。
選句をします。

まひる選

○ずうになる頭動かず一夜かな
蚕がずうになるとじっと動かず、首を長くしているので、人間はその首の透け具合で、上蔟とし、まぶしに移します。現金収入の少なかった昔の農家では、蚕は「お蚕様」。いつあがるか分からない蚕を夜中まで見つめている蚕農家の様子が見えます。

○蠅たたき持てば無心に力こめ
蝿が一匹いるだけで大騒ぎの昨今。なんだか親の敵のように力を込めて叩いてしまうんですよね。そんなとき、一茶の句がいつも頭をよぎります。でも叩きます。あーあ・・・。


○指先を汚すデッサン西日濃し
オレンジ色の濃厚な空気の中、貧乏学生は指の汚れも気にせず、デッサンに取り組んでいます。静かに見つめる目は、作者?

○閑居して一大事なり蠅叩き
年金生活者の変化のない日常。蝿一匹も大事件なんでしょうね。ユーモアあふれる、でもちょっぴり情けない映画の一こまのようです。

◎茅の輪くぐり杜のくらさを潜りけり
私には茅の輪くぐりの経験はありません。でも暗い杜を背負った神社の非日常の空気感が伺えます。「杜のくらさを潜りけり」にひかれました。

智水選

○客人のお行儀よくて青蛙
○ハエ叩き常設箇所にあらざりき
○別れてはまた思い出す蕎麦の花
○額の花二ヶ所切られし遅延証
◎潮の香の朝市蠅取りリボンかな

ひろ選

○玄関の油断金蝿進入す
○ポケットに青ボールペン梅雨晴間
○さくらんぼかざしては食む二人かな
○馬小屋へ出入りしてをり金の蝿
◎奥歯抜く桑の実たわわになりにけり

以上です。

Re: 6月のまほろば句会 - けんじ

2018/07/11 (Wed) 21:01:23

けんじです。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○紫陽花にギリシャ神話はふさがれて

○指先を汚すデッサン西日濃し

○さくらんぼかざしては食む二人かな

◎籐椅子や卓子の上の老眼鏡

○茅の輪くぐり杜のくらさを潜りけり

5月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/05/25 (Fri) 09:46:54

アメリカの勝利の味ですコカコーラ
麦秋や大麦小麦裸麦
夏燕小屋の闇より牛の声
白南風やそつと鳴らせしクラクション

ソーダ水のみほす長き睫毛の娘
相席の老女の微笑蜜豆屋
押し寄せし父の匂ひよ麦嵐
かき氷キンキンキンの少年期

麦秋や赤子泣くほどいそがしさ
想い出の数泡の数ソーダ水
踊り場の丸椅子ひとつ緑さす
赤ペンのはなまる揺らぐビールの日

くちびるにビールの刺激流しこむ
あのころは笑つてばかりソーダ水
ラムネ突くビー玉踊る泡あわわ
雷鳴や近づきながら遠ざかる

ポンときてシュッと泡吹くラムネかな
びー玉と競争したりらむねかな
ソーダ水虫歯まさぐる舌の先
十薬の花や建売案内人

蛍狩百の吐息の灯りけり
ラガービール黒人選手の笑顔かな
カミナリは病み上がりにも泣き叫ぶ
甕の縁叩けば孑孑沈みけり

ソーダ水無音の泡の緑かな
レスカ飲むスマホ忘れし日曜日
少女らに混じる少年ソーダ水
真つ当な前歴棕櫚の花こぼれ

昨夜のまほろば句会の投句作品です。
選をよろしくおねがいします。

「かめの縁」のかめの字が違っているかもしれません。
すみませんが後ほど訂正いたします。

Re: 5月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/05/28 (Mon) 13:09:00

「甕の縁」これで大丈夫みたいです。(ウ冠に見えてしまいました)

忘れないうちに次回の日程は6月22日(金)です。
兼題は「蠅」(蠅叩、蠅取リボンなども可)

もなか選

○ 白南風やそつと鳴らせしクラクション
 白南風は梅雨明け後の南風だそうですので少し早いかなと思いましたが「白南風」を使いたくなるような気持ちの良い日だったのだと思います。
そんな日の心も軽快で優しい気持ちがクラクションをそっと鳴らしたのかなと思いました。

○ ソーダ水虫歯まさぐる舌の先
 ソーダ水で明るい楽しい気持ちばかり思い浮かべていました。「虫歯」というマイナスイメージの展開が新鮮でした。

○ ラガービール黒人選手の笑顔かな
 テレビのコマーシャルで見たような気もしましたが
笑顔がクローズアップされ気持ちの良い句でおもわずいただきました。

○ 甕の縁叩けば孑孑沈みけり
 永田耕衣の「泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む」を思い出しました。

◎ 踊り場の丸椅子ひとつ緑さす
 学校の踊り場なんかじゃなくて豪奢でクラシックな洋館の踊り場です。
そして広い庭園の若葉の緑が高窓で揺れている。
踊り場という(名目上の)休むところ、ひと呼吸するところに簡素な丸椅子がひとつ。
気持ちの良いゆっくりとした時間を感じました。

Re: 5月のまほろば句会 - 良

2018/05/31 (Thu) 14:58:45

梅雨間近という感じになって来ましたね。
柳瀬川の対岸にある僅かな田圃も田植えが終ったようです。まったく何もされていない田もあり年々増えているような気がします。
選句しましたよろしくお願いいたします。


○アメリカの勝利の味ですコカコーラ
コカコ-ラが夏の季語かどうか分かりませんがこの句の場合コカコ-ラはどうしても必要だと感じました。捉えどころが個性的でいいなと思いました。

○押し寄せし父の匂ひよ麦嵐
麦秋の頃の強風でしょうか。こういう季語がある事を初めて知りました。父の匂ひが伝わって来ます。

○かき氷キンキンキンの少年期
ちょっと季語と付きすぎの感じもしましたが中七下五が良かったと思いました。。

○想い出の数泡の数ソーダ水
ソ-ダ水にはやはり郷愁が伴います。共感できました。

○蛍狩百の吐息の灯りけり
成程あの蛍の光は見ている人の吐息なんだという発見が素敵でした。

◎あのころは笑つてばかりソーダ水
そんな時代もありました。詠めそうで意外と詠めないです。
言葉はやさしく思いは深いと感心しました。




Re: 5月のまほろば句会 - まひる

2018/06/05 (Tue) 15:34:37

 昨日、やっと田植えが終わりました。水が張ってあってもセキレイが付き歩き、野太い声の蛙の輪唱も聞こえてきました。田植えは乗用の機械で植えるので、一人でもできます。で、私の仕事は籠洗いなのですが、群馬用水の水が少なく洗えないので、餅米の植え直しをしました。田植え用の長靴がないので、裸足。半日水の中はつらい!!腰の痛いこと・・・。
選句です。

まひる選

○ソーダ水のみほす長き睫毛の娘
キリンかサントリー、コマーシャルで採用しませんか?きっと売れると思うけどなあ。爽やかです!

○相席の老女の微笑蜜豆屋
目は「お先に失礼します(微笑)・・・」お買い物の時はいつものお店であんみつ1杯。品の良さが伺えます。

○ラムネ突くビー玉踊る泡あわわ
泡がどんどん出てくる様子、こぼすまいとあわてて口を瓶に持って行く様子、とても楽しそうです。

○想い出の数泡の数ソーダ水
ソーダ水ってレトロな感じがしますね。近所の仲間と飛び回っていた頃の景色が見えてきます。

◎真つ当な前歴棕櫚の花こぼりれ
「真っ当な」前歴、って何だろう?棕櫚の花のごろりと咲きこぼれる様子と妙にマッチします。不思議な句です。

智水選

○十薬の花や建売案内人

○蛍狩百の吐息の灯りけり

○少女らに混じる少年ソーダ水

○真っ当な前歴棕櫚の花こぼれ

◎あのころは笑つてばかりソーダ水

ひろ選

○相席の老女の微笑餡蜜屋

○蛍狩百の吐息の灯りけり

○ラガービール黒人選手の笑顔かな

○甕の縁叩けば孑孑沈みけり

◎押し寄せし父の匂ひよ麦嵐

以上です。

Re: 5月のまほろば句会 紫泥

2018/06/05 (Tue) 21:50:49

いよいよ梅雨入り間近とか。天気予報も正確すぎると面白くないですね。選句以下の通りです。

〇 踊り場の丸椅子ひとつ緑さす
  旧〇〇邸のような洋館と広い庭園を思い浮かべました。さわやかです。

〇 ソーダ水虫歯まさぐる舌の先
  ついやってしまうんですよね。酸っぱいような味がして。

〇 ラガービール黒人選手の笑顔かな
  何だかわからないけれどぴったりくるんですよね。生ビールじゃだめ、白人選手じゃだめ、笑顔でなければだめ。白い歯が見えそうです。

〇 少女らに混じる少年ソーダ水
  見落としそうな光景ですが、こういうのいるんですよね。無自覚なのか、意識して無自覚のふりをしているのか。うらやましい。

〇 真つ当な前歴棕櫚の花こぼれ
  あのグロテスクな花は、真っ当じゃないですよ。棕櫚の花に真っ当な前歴を与えた発想が面白かった。

◎ 押し寄せし父の匂ひよ麦嵐
  読者によって父の匂いはいろいろなんでしょうね。嗅覚としての匂いだけでなく、雰囲気としての父の匂いも感じました。無口だった父の圧倒的な存在感を。
  

4月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/04/27 (Fri) 09:22:55

鳥の恋羽ばたき一瞬啼き別れ
行春や有無を言わさぬ死の姿
逝春や四基のサイロ錆厚し
空家ばかりあちこち躑躅咲きにけり

まぼろしの波宜亭罌粟の花真つ赤
鳥の恋延命地蔵を素通りす
鳥の恋ふはりやんはりエロスかな
鳥交る天望台を占拠せり

虫よりも急場でござる鳥の恋
感動の薄き日多し胡瓜蒔く
沢の水川に流れて菫かな
四阿へ届きし日差し鳥の恋

遠出せぬ月日やなんじゃもんじゃ咲く
だんだんと歳時記忘れおぼろ月
不況和音混じりてせわし鳥の恋
ジグザグに跳びはねて啼く鳥の恋

Fコード響くギターや鳥の恋
春光やひき出して牛の目宇宙
水牢の跡クレソンの花真白
居酒屋の黒き格子戸藤の花

雨止みし草の匂ひやおぼろ月
神籬と知らず侵せり恋雀
片羽根でよろけて追うや鳥の恋
産みたての卵の温み春深む

蜷の道水牢跡へつづく道
春雷や鍵穴ばかり響くなり
ふらここや笑ひとまらぬ風の中
体育館床の小窓や若葉風

昨夜は暖かな静かな夜でした。
紫泥さん、あんこちゃん、けんじさんが欠席でこじんまりとした句会でした。

次回は5月24日(木)で兼題は「夏の飲み物(アイスクリーム可)」です。
よろしくおねがいします。

Re: 4月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/04/30 (Mon) 17:12:42

もなか選

○ 鳥の恋延命地蔵を素通りす
 天は鳥たちが謳歌し地では穏やかな人たちの穏やかな日常。静かに齢を重ねましょう。

◎ 鳥交る展望台を占拠せり
 ふるさと創生事業で創られた風光明媚な場所の展望台でしょうか。今は人ではなく鳥たちの楽園になってしまったのですか。

○ 遠出せぬ月日やなんじゃもんじゃ咲く
 遠出せぬともなんじゃもんじゃの花に囲まれている月日も良いかも。

○生みたての卵の温み春深む
 産みたての卵と春深むがマッチしていると思いました。好きな句です。

連休が始まったばかりというのになんだか疲れているような・・・だらだらしてます。 

Re: 4月のまほろば句会 - 良

2018/05/03 (Thu) 10:59:01

大型連休ですね-。毎日が日曜日の私も居ながらにして連休の雰囲気を味わっております。柳瀬川と桜の樹の堤防がすぐ近くにあり花が終っても普段いない若い人達が集って来てバーベキューをしたり釣りや散策をしていて「さすが連休だわ-」という感じなのです。

良選

○まぼろしの波宜亭罌粟の花真つ赤
上五中七に対して罌粟の花真つ赤がとても印象的です。

○鳥交る天望台を占拠せり
情景がよく見えて来ました。

○ジグザグに跳びはねて啼く鳥の恋
鳥がわくわくしているような逆に相手にうまく思いが伝わらず焦っているようなジグザグで色々想像出来面白いです。

○Fコード響くギターや鳥の恋
上五中七がとても良かったです。鳥の恋と共演しているのかなと思いました。でも違う季語は入ったらまた違う世界が現れそうで惹かれました。

◎水牢の跡クレソンの花真白
水牢と季語の取り合わせそしてあえて真白としたところが良かったと思います


その他取りたかった句がありました。

○四阿へ届きし日差し鳥の恋
木陰の中にある四阿へも日がさ-っと差す時間があるのですね。より鳥の声が響いて来る感じがしました

○ふらここや笑ひとまらぬ風の中
気持ち良い句で好きでした。選句の時風の道とメモに書き写していましたが中でしたね。

またよろしくお願いいたします。

Re: 4月のまほろば句会 紫泥

2018/05/04 (Fri) 21:12:34

先日は欠席で済みませんでした。選句、以下の通りです。

〇 空家ばかりあちこち躑躅咲きにけり

  空き家も数年経つと、もっとすさまじくなります。躑躅く らいはまだいい方ですが、多い空き家に実感。

〇 雨止みし草の匂ひやおぼろ月
  
  材料が多すぎるとも思いましたが、この季節の景が「草の 匂ひ」という嗅覚でよくまとまっていると思いました。

〇 産みたての卵の温み春深む

  あったかくていいですね。私の今の気分とはだいぶ違うの ですが。

〇 ふらここや笑ひとまらぬ風の中

  こういう気分になれるといいなあ。何かいいことがあった のでしょうね。いいことが上品なことだといいにですが。

◎ 四阿へ届きし日差し鳥の恋

  大きな屋敷でしょうか、静かな公園のようなところでしょ うか。「四阿」「日差し」が「鳥の恋」という季語と感応し ていると思いました。

Re: 4月のまほろば句会 - 智水

2018/05/16 (Wed) 19:31:46

寒い日が続いたと思ったら一気に真夏日。暖房を点けたりアロハに着替えたり。草刈り、田植えの準備も始まりました。
以下、選句です。

智水選
〇まぼろしの波宜亭罌粟の花真つ赤
(前橋るなぱあく、ですね。罌粟の花が鮮やかに浮かびます。)
◎鳥交る天望台を占拠せり
(人の目も気にせず、愛の交歓ですか。石投げてやりましょ。)
〇感動の薄き日多し胡瓜蒔く
(琴線がゆるんでいるのでしょうね。無理するときれちゃうかも。)
〇遠出せぬ月日やなんじゃもんじゃ咲く
(百キロメートル以上の移動がおっくうになりました。なんじゃもんじゃ。)
〇不況和音混じりてせわし鳥の恋
(そりゃあ気取っていたら盗られちゃう。アイラブユーは態度で示そう。)

まひる選
〇まぼろしの波宜亭罌粟の花真つ赤
〇鳥の恋ふはりやんはりエロスかな
〇遠出せぬ月日やなんじゃもんじゃ咲く
◎春光やひき出して牛の目宇宙
〇片羽根でよろけて追うや鳥の恋

ひろ選
〇感動の薄き日多し胡瓜蒔く
〇四阿へ届きし日差し鳥の恋
〇ジグザグに跳びはねて啼く鳥の恋
◎雨止みし草の匂ひやおぼろ月
〇産みたての卵の温み春深む

三毛猫選
◎鳥の恋羽ばたき一瞬啼き別れ
〇虫よりも急場でござる鳥の恋
〇不況和音混じりてせわし鳥の恋
〇春光やひき出して牛の目宇宙
〇産みたての卵の温み春深む

以上です。
三毛猫さんにふたつ採っていただきました。嬉や。
次回もよろしくお願いします。

3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/03/23 (Fri) 10:10:39

風邪がなかなか抜けないでいますが今朝は晴れて気持ちの良い一日になりそうです。

ダウダウと樹液昇りて花蕾む
曇天のぬるき腕や春の雷
参道の暗き長さよ沈丁花
双眼鏡片手に春の野にゐたり

遠雷やゆつくり捲る写真集
春雷やひとりになりに行く堤防
春夕焼母に貰いし泣きぼくろ
死骸や目刺し食う歯並びのよさ

やはらかき闇の中から春の雪
漁火を鬼人と化せり春の雷
ひとつ鳴り春の雷押し黙り
白もくれん咲けり大風容赦なし

母使ふ座敷箒や沈丁花
竹を切る雪を払ふて竹を編む
虫だしの雷計算器に薄きゼロ
春の虹発電風車の聳え立つ

春雷や空堀りあとの遊園地
春の雪消えてゆきたる潦
春雷や過去が私を呼び寄せり
春雷に人事課の窓そつと閉じ

外国の錆びし銅貨や蜃気楼
最小の形でゐたる春の猫
鉄橋を渡り始めし春の月
しやつくりの一つ桜貝を拾ひ

鳥影の渉る川面や風光る
ほおじろや空き家の庭に泊まり来る
春雷やうきうきしたる胸さわぎ
地震(ない)の小屋悠然と伏す孕馬

欠伸して春の雷遠鳴りぬ
雪柳納屋の二台の外車かな
春の雷廃棄のできぬ廃棄物
春雷や推理小説から葉書

予定なき休日の晴花しどみ
春雷やしまひ忘れし白き皿
骨拾ふ河原の小石水温む
寒返る気合を一枚はおりをり

昨夜は全員集合で36句です。
選句よろしくおねがいします。

次回は4月26日(木)で兼題は「鳥の恋」です。

Re: 3月のまほろば句会 - あんこ

2018/04/01 (Sun) 21:33:30

こんにちは。遅くなってすみません。
東京もすっかり桜が終わりの感じです。
今回、春雷がいい句が多くて選の全部が同じ季語に。
しばらく参加できませんが、また宜しくお願いいたします★

◎春雷や空堀りあとの遊園地
遊園地の広がり、明るさに季語が魅力的にマッチしています。

○春雷や過去が私を呼び寄せり
確かにそういう感じありますね。

○春雷に人事課の窓そつと閉じ
人事課がよかったです。

○春雷や推理小説から葉書
葉書から別の事件が始まりそう。

○春雷やしまひ忘れし白き皿
白の色の重なりがいいです。

Re: 3月のまほろば句会 - まひる

2018/04/03 (Tue) 15:11:08

 まほろば近辺のソメイヨシノは満開になりました。お店の庭もまずボタンキョウの白い花が咲き乱れ、続いて桃が五分咲き、梨は三分咲き、リンゴはまだ花芽が育っていません。
今年は実のなる木の剪定は私がやり、悩みの種だったキーウィの棚はシルバーさんにお願いしました。なんだか庭全体が床屋帰りの7・3のお兄さんのようです。
あっ、忘れてました。7~8年になる鉢植えのポポーに花芽がつきました。実のなる秋が楽しみです。

まひる選

○曇天のぬるき腕や春の雷
春の生暖かい風を感じます。

○白もくれん咲けり大風容赦なし
無念!!もくれんのつぶやきが聞こえてくるようです。

○春雷に人事課の窓そつと閉じ
何やらきな臭い人事課の様子が、昨今の政治を彷彿させます。

◎しやつくりの一つ桜貝を拾ひ
桜貝のようなかわいいしゃっくり。春の砂浜を歩いているのは誰でしょう?

○春雷や推理小説から葉書
推理小説からまた一つ事件が発生し、過去に連れ戻されそうです。


ひろ選

○春の虹発電風車の聳え立つ

○春雷や過去が私を呼び寄せり

○鉄橋を渡り始めし春の月

◎春雷やしまい忘れし白き皿

○寒返る気合を一枚はおりをり

智水選

○やはらかき闇の中から春の雪

○漁火を鬼火と化せり春の雷

○白もくれん咲けり大風容赦なし

○虫出しの雷計算機に薄きゼロ

◎地震の小屋悠然と伏す孕馬

以上です。花粉症さえなければ、生々しい春は魅力的なのですが・・・マスクの外せぬ今日この頃です。トホホ・・・

Re: 3月のまほろば句会 紫泥

2018/04/06 (Fri) 01:28:11

暖かいので、花の命が短いですね。近所の神社に夜桜を見に行きました。猫が犬のように後になり先になりついてきて、桜の木に登って見せてくれました。帰りも一緒で何だか桜よりも猫の方が印象に残ってしまいました。選句です。

〇 春雷やひとりになりに行く堤防

〇 虫だしの雷計算器に薄きゼロ

〇 春の雷廃棄のできぬ廃棄物

〇 春雷や推理小説から葉書

◎ 春雷やうきうきしたる胸さわぎ

Re: 3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/04/07 (Sat) 20:24:06

風邪がようやく治ったかなと思ったら今度はいつのまにか骨折(背骨)だそうです。
春爛漫というのに。
気を入れて体調管理をせねば。

もなか選

○ 参道の暗き長さよ沈丁花

○ 春雷やひとりになりに行く堤防

○ 鉄橋を渡り始めし春の月

○ 鳥影の渉る川面や風光る

◎ 春雷やしまひ忘れし白き皿

Re: 3月のまほろば句会 - けんじ

2018/04/10 (Tue) 22:00:05

今晩は。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

○春雷やひとりになりに行く堤防

○死骸や目刺し食う歯並びのよさ

○虫だしの雷計算器に薄きゼロ

○春の虹発電風車の聳え立つ

◎しやつくりの一つ桜貝を拾ひ

Re: 3月のまほろば句会 - 良

2018/04/11 (Wed) 10:52:08

あっという間に欅も桜も柿の木も何もかも若葉が噴出してきました。花水木も咲いて早いですねー。久し振りに選句いたしました。遅くなりすみませんよろしくお願いいたします。

○やはらかき闇の中から春の雪
大きめの雪が見えて来ます。季語が良かったです。

○春雷や空堀りあとの遊園地
空堀から昔は何があったのかとの想像が広がり現在は遊園地となっている。取り合わせが面白いと思いました。

○鉄橋を渡り始めし春の月
季語が聞いている。鉄橋の硬質間と潤んだような月が良いです。

○鳥影の渉る川面や風光る
春は特に影がハッキリしてきてこんな風景が見られます。上五中七がいいです。

◎春雷や推理小説から葉書
無駄が無く少しの不安感があり実際詠めそうで詠めない句だと思います。やはり季語が良かったのだと思います。

3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/02/22 (Thu) 10:37:58

スーパーの棚に居ませり蓬餅
草餅を食む忘れ物気にしつつ
梅咲けリ保守派の白き割烹着
のろのなか冬眠している泥鰌とり

草餅のほろ苦きかな昭和の日
草餅のつまむ形にくぼみをり
蔵書印少し右より浅き春
主旋律のアルトサックス春動く

楽しげに開きはじめしふきのたう
蓬餅白寿の兜太逝きにけり
新春や天井の梁竜のよう
季語は草餅嗤いつつ兜太逝く

白梅のゆめみるやうに揺れてをり
おかはりの叢雲スープ春浅し
演習の砲弾草餅の原へ
料峭や硬骨巨星兜太逝く

料峭や靴音かたく美術館
卒業式まぢか初恋決算期
霙降る三本辻の道祖神
草餅とその他もろもろ小商い

少しづつ速くなりたる春の水
草餅の入れ歯の奥や婆四人
蓬餅ふるさとの村しづかなり
風光る開園前の遊園地

草餅の凹みつやつやしてゐたる
犬ふぐりみんなで咲いた荒地かな
草餅の餅草としか言わぬ子等
「謹呈」の薄き紙片や春浅し


前日の夜更け金子兜太さん死去のニュース。
追悼句が3句 合掌。

次回は3月22日(木)で兼題は「春雷」です。
よろしくお願いいたします。

Re: 3月のまほろば句会 - あんこ

2018/02/27 (Tue) 20:38:34


もう二月も終わりますね。梅も綺麗にひらいています。
参加させていただき、ありがとうございました★

○草餅のつまむ形にくぼみをり
よく見ているなあ。つまむとくぼむが反対の形なのに、納得感。

○蔵書印少し右より浅き春
印の厚みがありつつふっくらした感じが、季語と合っている。


◎季語は草餅嗤いつつ兜太逝く
兜太さんの大きさを感じます。嗤い、もいいなあ。

○霙降る三本辻の道祖神
小さくとも優しい守り神。霙がいい。

○風光る開園前の遊園地
開演前の人気なさだから、風光るがいい。

Re: 3月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/03/04 (Sun) 16:36:34

あんこちゃん、ご参加、選句ありがとうごじます。
今日は静かで暖かです。

もなか選

○蔵書印少し右より浅き春
白いページの片隅に落着いた色味の赤の印がいかにも春淡し、浅き春といった感じで良いなと思いました。

○主旋律のアルトサックス春動く
アルトサックスの柔らかな音色がはるを呼んでいるような・・・

○季語は草餅嗤いつつ兜太逝く
大らかで飾らないイメージの兜太さん、草餅、嗤い
がぴったりだと思いました。

○風光る開園前の遊園地
ルナパークの入り口に辛夷の大きな木があります。
辛夷の白い蕾が風に揺れ光っている景を思い出しました。あの日は休園日で人がだあれもいませんでした。

◎草餅を食む忘れ物気にしつつ
「忘れ物気にしつつ」あ~、そう言えばよくあるある。
作者は気にしつつ草餅を食べている、なんだかおかしいです。
こぶし

Re: 3月のまほろば句会 紫泥

2018/03/11 (Sun) 16:22:35

 お世話になります。。議事堂の中も外も春の嵐で大変ですね。相撲界もレスリング界も。選句、以下の通りです。

〇 梅咲けリ保守派の白き割烹着

〇 草餅のつまむ形にくぼみをり

〇 蓬餅白寿の兜太逝きにけり

〇 草餅とその他もろもろ小商い

◎ 草餅のほろ苦きかな昭和の日

Re: 3月のまほろば句会 - 智水

2018/03/12 (Mon) 18:36:27

春ですね。三寒四温もつらいもの。歳のせいか体温調節が難しくなって、暖房を切ったり点けたり。風邪なのか花粉症なのか冷気過敏なのか分かりませんが、くしゃみ連発。皆さんもお気をつけください。では、選句です。


智水選

◎梅咲けリ保守派の白き割烹着
(意表を突かれました。白梅と割烹着の白さが鮮やかです。)

〇のろのなか冬眠している泥鰌とり
(近くに念仏池あり。のろ深い底なし沼みたい。足裏で泥鰌を探るのです。)

〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
(兜太句を一句いただきました。合掌。)

〇白梅のゆめみるやうに揺れてをり
(梅林が近くにあります。食料用ですから花はついでに楽しむ感じ。)

〇霙降る三本辻の道祖神
(これも近くに狐目の道祖神があります。散歩のついでに合掌。)


まひる選

◎梅咲けリ保守派の白き割烹着
〇のろのなか冬眠している泥鰌とり
〇草餅のほろ苦きかな昭和の日
〇料峭や硬骨巨星兜太逝く
〇風光る開園前の遊園地

ひろ選

◎主旋律アルトサックス春動
〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
〇白梅のゆめみるやうに揺れてをり
〇卒業式まぢか初恋決算期
〇少しづつ速くなりたる春の水

以上です。次回もよろしくお願いします。

Re: 3月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/03/16 (Fri) 22:24:08

春らしくなってきたと思ったら、もう桜の開花宣言が秒読みになりましたね。
最近、俳句さぼっていて 句を作っていないので投句にも困っています

選句
◎草餅の凹みつやつやしていたる
〇少しづつ速くなりたる春の水
〇草餅の入れ歯の奥の婆四人
〇蓬餅白寿の兜太逝きにけり
〇風光る開園前の遊園地

今月は何か月ぶりかで参加できるので楽しみにしています

Re: 3月のまほろば句会 - けんじ

2018/03/17 (Sat) 18:55:44

こんにちは。選句遅くなってすみません。
よろしくお願いします。

〇草餅を食む忘れ物気にしつつ

〇蔵書印少し右より浅き春

◎主旋律のアルトサックス春動く

〇料峭や靴音かたく美術館

〇「謹呈」の薄き紙片や春浅し

1月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/01/25 (Thu) 10:18:11

つらららら水滴一つ二つ三つ
三世代みんな杵もち餅をつく
今朝の春珈琲茶碗換へてみる
寒梅の白き帽子の静寂かな

ヘッドスパの指先安し春を待つ
しづけさの極み谷間の冬泉
菜の花の枯れ忘れたり霜の畦
初日の出うしろのしょうめんだあれ

寒梅の伐り落とされし蕾かな
三つ辻の空家寒梅咲き初めり
寒梅の空へ大きく深呼吸
夭折の詩人の墓や寒紅梅

寒梅や生きいそぐなよ急ぐなよ
寒梅や火男一人宴成り
軽やかなダッシュ軽トラ日脚伸ぶ
駅名のなにやら楽し冬の梅

寒梅や土手をゆく人迷いびと
寒梅や下校生徒の背に匂ふ
梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ
冬の菜のささくれたつや鳥の喰む

昨日は東京組が欠席で投句数は20句
寒梅の句がたくさん集まりました。
よかったら選句してください。

Re: 1月のまほろば句会 紫泥

2018/02/12 (Mon) 12:51:28

 おせわになりました。冷静に考えたら「枯れ忘れたり」がなぜダメなのか、自分なりに理解できました。また同じような過ちはしそうですが、よろしくおねがいします。以下、選句です。

〇 寒梅の白き帽子の静寂かな

〇 ヘッドスパの指先安し春を待つ

〇 しづけさの極み谷間の冬泉

〇 軽やかなダッシュ軽トラ日脚伸ぶ

◎ 梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ

Re: 1月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/02/19 (Mon) 14:44:10

次回のご案内を忘れていました。
もうしわけございません。直前ですが明後日
2月21日(水)です。兼題は「草餅」。

急ですので当季雑詠を4句でも結構です。
なにとぞよろしくお願いいたします。

もなか選
○今朝の春珈琲茶碗換へてみる
○ヘッドスパの指先安し春を待つ
○寒梅の伐り落とされし蕾かな
○梅と云ふ浅き賑はい声ひそめ
◎夭折の詩人の墓や寒紅梅

12月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/12/21 (Thu) 13:33:20

極月のライブハウスのバードかな
正月や赤松手入れ三百年
猫をみて仕事に戻り十二月
おでん屋の硝子戸少し軋みけり

川音の踊つてゐたり冬の晴れ
七色を纏ふクリスマスツリーの夜
新しき鼻緒のきりり白き足袋
一品が我が家のおでん主張せり

里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
朝日なかピラカンサスを喰む尾長
数へ日の回して洗ふマグカップ
ひとり居の部屋の真中まで冬日

たつぷりと浮力おでんのぷかぷかす
川音に心音かさね霜の夜
鉄人のごとき猫背や残り鷺
咳払いコンビニおでん買いそびれ

冬じたく肉牛出荷泣きもせず
煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし
うつすらと顔を濡らして関東煮
何処より飛行機の音ポインセチア

終バスの気になつてをりおでん鍋
湯気ひとつ掻き分け現るるおでん
なんとなく昭和の香り味噌おでん
三日目のおでんの煮汁捨てがたし

秋の夜にゆかの下にもたぬきいて
おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
風音を波音と聞く寒夜
散会の一つ残りしおでんかな

落書きの上に落書きポインセチア
いくたびも夫の覗きしおでん鍋
デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
極月や窓より漏るるポロネーズ

以上です。
選句よろしくお願いいたします。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

Re: 12月のまほろば句会 - りょう

2017/12/24 (Sun) 13:36:11

真中さん、みなさま今年もすっかりお世話になりありがとうございました。いつも楽しみながら選句しておりました。
お元気でよいお年をお迎えください。来年もまたお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
選句しました。

○猫をみて仕事に戻り十二月
仕事の合間の僅かな時間の癒し猫がとても良いと思いました。

○散会の一つ残りしおでんかな
一つだけ残ったおでんで会の後の静寂を感じます。みなさん美味しく食べていったのでしょうね。

○落書きの上に落書きポインセチア
落書きをみて「書き足しちゃおうか~」という遊び心と真赤なポインセチアの取り合わせが面白かった。

○いくたびも夫の覗きしおでん鍋
日常の微笑ましい感じを切り取りよかったです。

◎デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
デモの後のおでん酒いいですねーそれも巣鴨駅近く。巣鴨が効いていると思いました。

Re: 12月のまほろば句会 - まなかもなか

2017/12/25 (Mon) 11:29:12

りょうさん、さっそくありがとうございます。
土曜日はスカラベでお世話になりました。
あんこちゃんにもお会いでき良い一日となりました。
金曜の夜はまほろば忘年会でごちそうさまでした。
まひるさんの美味しいお料理がたくさん並んでゆたかなひとときでした。

もなか選

○たつぷりと浮力おでんのぷかぷかす
 「ぷかぷか」が好きでいただきました。
楽しくゆたかなひとときですね。

○おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
 食卓の近くの窓はおでんの湯気でくもっている。
たわむれに相合い傘を書いてしまいました。」
幸せなふたりなんでしょうね。

○散会のひとつ残りしおでんかな
 楽しい会もお開きとなり一つだけ残ったおでんに
今までの賑わいを思います。

○極月や窓より漏るるポロネーズ
 世の中はなんとなく忙しい極月にゆったりとポロネーズを聞いている人。哲人でしょうか。

◎おでん屋の硝子戸少し軋みけり
 ガタガタと硝子戸を開けるとすぐカウンター。
おでんをつつきながらゆったりとお酒を飲んでいると、後ろの硝子戸が時どき風で鳴り、ふと現実に戻される。
ドラマがみえてきます。

次回は来年1月24日(水)で兼題は「寒梅」です。

1年間ありがとうございました。
来年も何とぞよろしくお願いいたします。
 

Re: 12月のまほろば句会 紫泥

2017/12/25 (Mon) 16:22:52

 この一年、本当にお世話になりました。体が思うように動かないと、気分も滅入りがちになり、皆さんにはずいぶん迷惑をかけたと思います。でも、私にとっては、落ち込みそうになる気持ちの支えでした。来年はもうすこし明るい句が作れるよう頑張るので、よろしくお願いします。選句です。

〇 川音に心音かさね霜の夜
  寒い夜、独り居、川瀬の音に自分の心音が重なってしま  う。深夜まで起きていたのでしょうか、目覚めてしまったの でしょうか。

〇 咳払いコンビニおでん買いそびれ
  風邪気味なので、おでん鍋に近づくのがためらわれ、買い そびれたのかと思ったら、そうでもなさそうです。コンビニ で済ませるのをためらうという大事にしたい古い心もありま すよね。

〇 散会の一つ残りしおでんかな
  よくある光景、よくある人間の心理を、そのまま素直に詠 んだのだと思います。素直に共感しました。

〇 いくたびも夫の覗きしおでん鍋
  これもよくある光景。ほほえましさが伝わってきました。

◎ ひとり居の部屋の真中まで冬日
  冬の日は低く、昼間でも部屋の中までさしこんできます。 外は寒くても暖房がなくてもぇっこう暖かい。そんなぬくも りを感じました。

    

Re: 12月のまほろば句会 - あんこ

2017/12/26 (Tue) 19:10:41

本年も大変お世話になりました。
今年最後のまほろば句会、参加できてよかったです★
来年もよろしくお願いいたします。
皆さんもよいお年をお迎えくださいね。
椿が綺麗なこの頃、あと二日頑張ってお仕事します★

○おでん屋の硝子戸少し軋みけり
古いお店なのでしょうか。風情たっぷり。

○朝日なかピラカンサスを喰む尾長
声も聴こえそうだし、色が鮮やか。

○何処より飛行機の音ポインセチア
ありますよね。ポインセチアの華やかさが怖さにも通じるようです。

○おでん喰ふ窓に相合ひ傘のあと
ほほえましく、懐かしい光景。
温かい室内と相手との会話も生き生きと浮かんできます。

◎デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
デモの様子もおでん酒から色々と想像できる。
どんなおでん、そしてお酒なのか。ほろ苦さも感じました。

Re: 12月のまほろば句会 - けんじ

2017/12/27 (Wed) 21:52:01

今年もお世話になりました。
なかなか参加できずすみませんでした。
来年もよろしくお願いいたします。
選句いたします。

○猫をみて仕事に戻り十二月

○おでん屋の硝子戸少し軋みけり

◎川音の踊つてゐたり冬の晴れ

○数へ日の回して洗ふマグカップ

○いくたびも夫の覗きしおでん鍋

皆様よいお年をお迎えください。

Re: 12月のまほろば句会 - 智水

2017/12/28 (Thu) 18:47:58

今年もお世話になりました。なんだか慌ただしい年で、選句の書き込みも遅れがちでした。なんとか今年中に間に合いました。


智水選
◎猫をみて仕事に戻り十二月
(気分転換に猫をかまって、さて仕事の続きをやらなくちゃ、ですね。)

○里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
(煮物やらけんちん汁やら、ちょっとその辺りに並べて、さてさて。)

○ひとり居の部屋の真中まで冬日
(外は寒風。冬の日差しがぬくぬくと抱きしめにきます。あったかいんだから~。)

○鉄人のごとき猫背や残り鷺
(青鷺ですね。天神山の主です。大きな樫の木を訳あって伐りました。心配しましたが、まだ居ります。)

○散会の一つ残りしおでんかな
(おでんのお椀に一つ残っているのはコンニャクではなかろうかと)

まひる選
◎川音の踊つてゐたり冬の晴れ
○鉄人のごとき猫背や残り鷺
○冬じたく肉牛出荷泣きもせず
○デモ終わる巣鴨駅前おでん酒
○極月や窓より漏るるポロネーズ

ひろ選
○新しき鼻緒のきりり白き足袋
◎川音に心音かさね霜の夜
○煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし
○散会の一つ残りしおでんかな
○いくたびも夫の覗きしおでん鍋

以上です。来年もよろしくお願いします。
皆様、佳いお年を。

Re: 12月のまほろば句会 - 三毛猫

2018/01/20 (Sat) 22:25:54

明けましておめでとうございます。あと数日で1月のまほろば句会になってしまいます。ちょと焦って選句しました。

◎川音の踊ってゐたる冬の晴れ
〇終バスの気になつてをりおでん鍋
〇里いもや泥つき跳ねる年の暮れ
〇ひとり居の真中まで冬日
〇煮くずれしちくわぶ夫婦会話なし

24日は休みでないので欠席です
句ができれば投句したいと思います
今年もよろしくお願いします

Re: 12月のまほろば句会 - まなかもなか

2018/01/23 (Tue) 12:46:57

三毛猫さん、皆さまお忙しい中、投句ありがとうございます。
昨日の雪は積もりましたね~。24センチだそうです。

明日の句会は大丈夫かな~?

日本の政治家は事実上、「お笑い芸人」だった - うさぎ777

2018/01/21 (Sun) 08:03:06

日本の政治家は事実上、「お笑い芸人」だった

http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/02/p008.html#page87

大阪の知事にもプロのお笑い芸人がいた。

( http://sky.geocities.jp/datepedia/02/update.html )

( http://park.geocities.jp/j_con4/0104/p043.html )

( http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/01/p007.html )

( http://park.geocities.jp/j_con4/0104/p044.html )

( 個人的意見 )


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